2009年09月

2009年09月30日

DeNA成功の要諦

logoかってはモバオク、今はモバゲータウンでより有名になったDeNA。

直接の投資先ではなかったが、個人で出資しているVCファンドがリードでここに創業期から投資していたので、これまでの変遷をずっと見てきた。

この会社、日本で最初のネットオークションを実施する計画で、ソニー&リクルート(+VC)という強力な株主を当初から得てスタートした。南場社長がマッキンゼーの元パートナー+Harvard MBA。他の創業もマッキンゼー+オラクル出身とブランド揃いという点も普通のベンチャーではなかった。

ところが、システム開発に失敗し、サービス開始がヤフオクに遅れるという信じられない躓きがしょっぱなに起こった。

しかし、ここで諦めず、オークションシステムを自社でオークションを行っていないポータルサイトへの提供(MSNなど)と、Shopping開始で黒字化し、さらに、世界初の携帯オークションで大成功し上場を果たす。上場後はモバゲータウンでさらに成長。

その成功の秘密を、つい最近までCOOを務めていた川田取締役はこう総括した。(時間無くなったので、続きは明日!)
shikoku88 at 11:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)仕事 | 投資

2009年09月29日

電気自動車

日本経済の勝ち方 太陽エネルギー革命 (文春新書)
日本経済の勝ち方 太陽エネルギー革命 (文春新書)
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昨晩の小型風力発電の後は、電気自動車。

「電気自動車が創るニュービジネス」なるシンポジウムに出席。

基調講演は、東京大学特任教授(サステイナビリティ学連携研究機構、総長直轄)の村沢義久氏。

「京大学工学部機械工学科卒業、東京大学大学院工学部修了(情報工学専攻)。スタンフォード大学経営大学院にてMBA取得。 1979年7月ベイン・アンド・カンパニー入社の後、ブーズ・アレン・アンド・ハミルトン日本代表、ゴールドマン・サックス証券M&A担当バイス・プレジデント、及びモニター・カンパニー日本代表を歴任。」という、筋金入りのロジカルシンキング者でしょうか。実際、ロジカルシンキングの本も出されているようです。

流石、元コンサルタント。豊富なデータと、表現力豊かなスライドを駆使し、観客を引き込んでいました。

ポイントは、
・電気自動車は今の技術で十分出来る。
・ガソリンエンジンは自分がどんなに努力しても、一生掛かっても自作できないが、電気自動車なら1週間もあれば出来るだろう。
・電気自動車の部品点数はガソリンエンジン車の1/10-1/3で済む。
・ハイブリッドはエンジンとモーター、それに両方の制御と複雑なシステムなので主流にはならない。
・電気自動車は部品さえ買えば誰でも作れるので、小メーカーが乱立する可能性
ということで、特に新しい情報は無かったが、エンジンの効率化で世界の最先端にある日本自動車メーカーにとっては、長年築いた技術蓄積が一夜にして価値がなくなる可能性がある。

これはカメラ市場の変化に似ていて、デジカメになって、部品さえ買ってくれば誰でも生産が可能で、メーカーが乱立してあっという間に価格が下落した。また、メーカーも従来のカメラメーカーに加えて、電機メーカー(Panasonic、SONYなど)も参入した。

車にも電機メーカーが参入?

shikoku88 at 22:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0) | 経済

2009年09月28日

ゼファー4

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今日のカンブリア宮殿のゲストは、小型風力発電機メーカー「ゼファー」の伊藤社長。

大型風力発電の世界は、ほぼ業界地図は固まったと言えよう。大手はVestas(デンマーク)、Siemens(ドイツ)、GE(米)。欧州は元々偏西風が年間を通して安定して吹くため風力発電に適している。このため普及の早かったが、適地にはほぼいきわたったため、需要が減ってメーカーの統廃合が進行中。市場が伸びているのは、ツイこの間までブッシュ政権下で関心の低かった米国と、中国やインドなどの新興国だ。

日本は風が安定して吹く適地が少なく、一方、台風が来たときにも倒れないようにするため、建設コストが高くなる。羽の風きり音にも日本人は敏感で、人家の近くには建てられないなど大型風車には向いてない土地柄。

その中で、小型風車は、欧米では「発電効率が悪い」と見捨てられていた分野で、日本人は本来小型化が得意ということもあり、期待したい。

フクロウの羽にヒントを得て、羽に筋をつけて音を小さくした(空気が整流されるからでしょうね)というのはいかにも日本的な工夫。

ところが、今回定められた家庭で発電した余剰電力買取制度は、太陽光発電のみを対象としているらしい。これまでは太陽光発電の電力も、風力発電の電力も同じ価格での買取であったものが、太陽光発電だけが優遇される。

この点は、今年はじめに経産省で新エネルギー政策の説明があったときに、私も質問した点。「なぜ、現状の発電効率も悪く、理論的にも効率改善に限界のある太陽光発電だけを優遇するのか」と。

政府見解では、「太陽光発電がクリーンエネルギーの本命」ということなんでしょうが、未だ納得のいく回答は得ていません。誰か知っていたら教えて欲しい。


shikoku88 at 23:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)映画・TV | 仕事

2009年09月27日

おくりびと4

おくりびと [DVD]
本木雅弘
セディックインターナショナル
2009-03-18


先日地上波で初放映された映画「おくりびと」の録画を見る。地デジをHDDで録画できるようになったので綺麗。

本木が初仕事で孤独死の遺体の悲惨さにショックを受け、帰宅して、不安から思わず広末に台所で迫ってしまうシーンが印象的。

他には、山崎が本木とフグの白子を炭火で焼いて、塩で食べるシーン。社長(山崎)は自分がこの職業についた経緯を説明しながらいう。

これだってご遺体だよ」
「生き物は生き物を喰って生きてる」
「死ぬ気になれなきゃ喰うしかない」
「喰うんならうまい方がいい」

・・・真実ですね。

「生命」を食べて生きていることをもっと意識しないと。

納棺の際のあたかもマジックのような手際のよさ、能にも通じるような形式美が話題になったようですが、映画中でも言っていたように、「もともと家族がしていた」事。私も数十年前、田舎で、近所の物知り老人の指示を受け、家族で父の遺体処理をした覚えがあります。

それをいくら手際よくやってくれるからといえ、お金を払って他人にやって貰う、というのはどうなんでしょう。


shikoku88 at 12:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)映画・TV | 仕事

2009年09月26日

夢と追憶の江戸5

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慶應義塾創立150年記念「夢と追憶の江戸」高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展が三井記念美術館で開催中。

「慶應義塾の塾長(代理)を務めた高橋誠一郎は、福沢諭吉の門下生であり、重商主義経済学説の研究で知られるすぐれた経済学者でした。また、戦後は文部大臣、東京国立博物館館長、日本芸術院院長などの要職を歴任され、日本の芸術文化の世界にも大きな足跡を残し文化勲章を受章しています。
 その一方、高橋は江戸時代の浮世絵の、国内では有数の個人コレクターとしても著名でした。日本浮世絵協会(現・国際浮世絵学会)会長を務め、浮世絵の研究を活発に進める傍ら、近世期、おもに庶民によって愛玩された浮世絵に深い愛情を注がれ、多数の版画や絵画を積極的に収集したのです。」(慶應大学デジタルギャラリー)

日頃は保存のため、web上でしか見れないコレクションの中から名品300点を精選して公開している、ということで浮世絵に関心ある方は必見。

写真は、一番最初に展示されている「最初の浮世絵師」菱川師宣による『拾弐図』の内「衝立の陰」


2009年09月25日

M&A成功の必要条件

M&A最強の選択
M&A最強の選択
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先週トーマツでセミナーがあり、一橋大学大学院国際企業戦略研究科(通称:ICS)客員教授の服部暢達氏。

服部教授は2003年までGSのMDとしてM&A部門を統括。日本リースのリース事業のGEキャピタルへの売却、第二電電・KDD・日本移動通信の3社合併、NKKと川崎製鉄の経営統合、など日本企業が関係する大型案件を数多く手がけた方。

これだけの実務経験がある人が、高給を投げ打って?大学で教えてくれるというのは嬉しい。日本のMBAコースの数だけは増えたが、教員の質はまだまだである。半数は、これまで学部でアカデミックにノンビリ教えていた教授だったりするので、実務に則した指導を求める学生のニーズに合わなかったりする。

さて、肝心の内容は・・

M&Aの真髄:
売り手はプレミアムを受領して投資を完了→成功は確実
買手はプレミアムを支払って投資を開始→成功は不確実

言われてみれば当たり前のことだが、多くの経営者は「これが分かってない」という。

それでも買いたい人は、?負けから始める投資であることを十分理解した上で、?支払プレミアムを上回る価値創出の綿密な計画を立てなければならない。

時々、「あの会社の経営者がいいから買いたい」という人がいるが、「これはおかしい」。既に適切に経営されている会社をプレミアムを乗っけて買っても、既に最大価値を実現しているからここから企業価値を上げるのは困難。

ひどい経営をしているから、?経営権を取得して、?自分で経営すれば価値を上げられる確信がある場合に買うべきなのだ。

最後に、買収した相手の?欧米人経営者へは飴と鞭、ということでした。飴=仮に自分の3倍の報酬になるとしても現地水準で出さなければ良い人は来ない
鞭=どちらがボスかはっきりさせ、いつでも「換えるぞ」という体制
shikoku88 at 12:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)仕事 | イベント

2009年09月24日

5th annual Worldwide Alumni Celebration4

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世界中で同じ日に同窓会を行う、というWorldwide Alumni Celebrationが今日開催。5回目の今年は世界83都市で開催。

今日も30人以上の同窓生が集まり、盛り上がる。今年は学校からGudrunが来てくれ、直接学校のupdateをしてくれたのも良かった。

それによると、今月入学したMBAは過去最大かつ過去最高のGMATスコアを記録している。全世界的に金融危機の影響で応募が増えているのは先日blogに書いたとおり。

なお、今日から私の同窓会長2期目が始まった。これから3年、流石に次は絶対に変わったほうがいいと思うので、これが最後になるので、これまでにない一般参加者も入れた大規模イベントに挑戦してみたい。

Gudrunも寄付をたくさん集めて帰ってくれるといいが。


2009年09月23日

第64回 寒菊祭4

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引き続き気持ちの良い天気が続く中、昨日は長女の通う都立小山台高校の文化祭「寒菊祭」を見学。1週間前にある運動会のほうが盛り上がるらしいのだが、運動会は平日に実施するので観にいけない。

今年の第一弾は長女のクラスが行った南中ソーラン。3年B組金八先生に出てきて有名になったらしいが、元々稚内南中学校で学校再生の一助となった踊りらしい。学校再生で合唱団を作ったり、ラグビーを始めたりというのも聞いたことがあるが、生徒に自信と一体感をつけるための必死の活動であったと言うこと。

その後、野球部の出し物。1、2年の現役は都大会予選の最中で、3年生だけ。それでも20人くらい居て、ファンも居るらしく大人気。都大会春季大会ではBest4まで行った実力。

その後、これも都大会常連の吹奏楽部の演奏を聞いて帰途に着く。一緒に行ったホームステイ中のベルギー人学生も満足。


shikoku88 at 15:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)イベント | 教育

2009年09月22日

東京ピクニッククラブ4

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建築家の友人Kさんが(いつの間にか)結婚!昨日は新居にお邪魔する。山手通を自転車で走ること20分あまりで到着。

Kさんは東京ピクニッククラブ(TPC)の創立メンバー。代表の太田さんもいらしていて、ピクニック談義に花が咲く。

昨夏はピクニック発祥の地、英国Newcastleでイベント開催。日本人の発案でイギリス人他が参加し、日本人がコンテストの審査をするという画期的なイベント。

TPCでは今後も様々なピクニックを企画するとのことなので、参加するのが楽しみ。

ピクニックの心得

01 ピクニックは社交である.形式張らない出会いの場と心得るべし.

02 屋外の気候を活かすべきである.蒸し暑い日には涼風のナイトピクニック,寒い日には陽だまりのランチピクニック,適した時間と場所を見つけて楽しむべし.
03

思い立ったが吉日.

04 ピクニックに統一性を求めてはならない.思い思いに場を共有する緩い集まりであるべきである.

05 ピクニックにホストはない.全ての人が平等な持ち寄り食事が原則である.

06 ピクニックで労働を課してはならない.キャンプのような勤勉さとも無縁である.
07 料理は手軽さを旨とする.しかし,安易であってはならない.

08
煮炊きをしてはならない.しかし,お茶の湯だけは例外である.

09 道具にこだわりを持つべし.ピクニックは生活様式の表出である.

10 ラグに上がりこむのではなく,ラグを囲んで座るべし.ラグは集まりの象徴であるから.

11 ピクニックに事件は付き物である.悪天候,池に落ちる,食べ物が鳥にさらわれるなどのハプニングに遭っても泣いてはいけない.

12 ピクニックには三々五々集散すればよい.途中で帰る人を引きとめてはいけない.

13 ゴミを残して帰ってはいけない.

14 野営はピクニックには含まれない.ケンカをしても恋に落ちても,とりあえず帰路につくべし.

15 雨降りは新たな幸いと捉えるべし.楽しみのかたちはひとつではない.


shikoku88 at 09:19|PermalinkComments(2)TrackBack(0)旅行 | イベント

2009年09月21日

官僚たちの夏5

官僚たちの夏 (新潮文庫)
官僚たちの夏 (新潮文庫)
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昨晩のTBSは官僚たちの夏の最終回。

いわずと知れた、城山三郎原作の(実話)小説。主要登場人物には、それぞれモデルが居て興味深い。

主人公は、「国家の経済政策は政財界の思惑や利害に左右されてはならない」を信念に持ち、“ミスター・通産省”の異名を取った佐橋滋がモデル。

日本の発展のためにがむしゃらに突き進む、多少強引な性格。若手官僚に対し、自分たちは「国家に雇われているのであって大臣に雇われているわけではない」と吹聴している。(Wikipedia)

この「国家に雇われている」という考えは官僚としての本分であり重要と思う。政治家は国民を代表しているものの、選挙と言う人気投票で選ばれるため、ともすれば国家の長期戦略を忘れ、短期の人気取り政策になり勝ち。(ポピュラリズム)

それに対し、長期的な国益を考えられるのは官僚しか居ない。

民主主義の妙は、立法、司法、行政の三権が独立し、互いに牽制し合うことでバランスを取ることにあるのは中学校で習ったとおり。自民党の長期政権化で馴れ合いとなり、この牽制が弱くなったことは戦後政治の最大の問題だと思う。

民主党政権下で三権の緊張感が復活すればいいのだが。


shikoku88 at 17:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)映画・TV | 政治

2009年09月20日

国立歴史民俗博物館5

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快晴となった今日、千葉県佐倉にある国立歴史民俗博物館へ。

佐倉城址の北側にあり、日本の歴史と文化について総合的に研究・展示する、我が国最大の国立の歴史民俗博物館。昭和58年3月に開館したということで、国立博物館としては比較的新しい。

「東洋一の規模」といわれるだけあって、2時間ではとても回りきれなかった。途中で疲れてしまうので、少なくとも昼食休憩も挟んで、午前・午後1.5時間ずつ、計3時間で見るのが理想だろう。全部見るなら2時間ずつの計4時間か。

さらに、佐倉城址は公園になっていて、終了後散歩するとよさそう。


2009年09月19日

土佐の三タン

昨日紹介した本には高知にまつわる面白い話がたくさん紹介されているのだけど、その中に、高知の県民性を解説した章がある。

面白いので、そのまま引用すると、

【昭和十二年七月、日中戦争が始まると、八月には高知の歩兵第四十四連隊も中国戦線に動員された。率いる連隊長は陸軍参謀本部出身の和知鷹二大佐。この時期、陸軍は個々の連隊装備を秘匿するために連隊長名を部隊名に冠したので、四十四連隊は「和知部隊」として出征している。

 私は「四十四連隊物語」では「(一)旅順要塞に玉砕す」も担当したが、台本づくりの過程で、この連隊の損耗率(戦死者と負傷者の比率)が突出して高いことを知った。

 和知鷹二氏は陸軍中将で敗戦を迎え、神奈川県藤沢市に隠棲されていた。「なぜ、四十四連隊の損耗率が突出して高いのか。ご教示賜りたい」との私の依頼状に対しては、「敗軍の将、兵を語らず」の返書がきた。

 諦めずにアプローチを続け自宅での取材を許されたが、テレビカメラの前で和知氏は多くの土佐の若者を戦死させたことを詫びたのち、要旨、次のような話をされた。

 参謀本部は戦線に歩兵連隊を投入する際には「県民性」を重視した。高知の県民性は「短気」。将棋の駒に例えると香車。ブレーキもバックギアもない自動車同様で、これほど突撃と敵前上陸に適した県民性はない。日露戦争から第二次大戦まで四十四連隊は常に最前線、激戦地に投入された。高知の消耗率の高さの遠因は県民性による。

司馬遼太郎さんは「歴史を紀行する」(昭和四十四年発行)で、訪問した土佐の高知の飲み屋街での体験を次のように書かれ、高知のもう一つの県民性「単純」を示唆されている。

 議論である。
 どの屏風のかげでも、さかんに議論をし、倦むことを知らない。こんどの旅行中でも背中あわせの一座から、すさまじい議論をきいた。
 「犬が利口か、猫が利口か」

 初代学生横綱の田内貢三郎さん(高新企業・故人)は、私に「淡白」を挙げた。土佐人の相撲は勝つも負けるも一方的、勝負を諦めるのが早く「水入りの一番を見た記憶がない」そうだ。

 以来、私は高知の県民性を「土佐の三タン」と呼び、短気・単純・淡白を挙げることにしている。】

短気×単純×淡白=土佐人


shikoku88 at 18:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)四国 | 

2009年09月18日

ダバダ火振

一所懸命 土佐に生きて
一所懸命 土佐に生きて
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「商品名の由来を聞き忘れた」と書いたが、お土産に頂いた本を読んでいたところ、そちらに記述があった。

この本、長年RKC高知放送に勤務し、数多くの地元番組を制作、さらに様々なイベントを企画してきた依光裕氏が書いたもの。高知の歴史や、風土、人物紹介がされており高知県民必読。

さて、「ダバダ火振」の由来だが、これは公募で募ったということ。昭和59年、無手無冠は栗焼酎の製造免許を得る。依光氏の発案で、高知新聞でネーミング公募をすることになる。

1600点もの応募の中から、選考会が開かれ、選ばれたのがコレ。
ダバダ=駄場(深山の小さな平地)
火振=四万十川流域で行われる鮎の「火振り漁」
ということ。

ダバダの「ダ」が余計なのは、韻を踏んだからなのか、それとも「田」なのか。この記述はなかったので、やはり、聞いてみるしかない。
shikoku88 at 11:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0) | 四国

2009年09月17日

馬之助神社4

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無手無冠から車で30分。沢沿いに車一台通るのがやっとの山奥にその神社はあった。

200年ほど前、貧農の一家に赤ちゃんが生まれた。貧しくて養っていけないため、山の小川に捨てられる。ところが、その子は生命力たくましく、沢蟹などを食べてしばらく生きていたと言う。

まもなく一家は頓死。また、沢を通りかかった村人に事故が多発。村人は、これは捨てられた馬之助の祟りだと、その霊を慰めるため祠を作ってお守りしたところ事故が止んだという。

さて歴史は下って平成。フィギャで世界的に有名な海洋堂の創業者宮脇さんが、宮脇さんのお父さん(大工)が昔、馬之助神社の祠を建築した事を知り、今度は神社のためにフィギャを奉納したということ。


shikoku88 at 09:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)四国 | 旅行

2009年09月16日

無手無冠5

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高知市から2時間、四万十町(元・大正町)にある無手無冠を訪問。

元々清酒メーカーだが、今では、栗焼酎ダバダが売上の大半を占める看板商品。(国産)栗を原料の半分使用しているため、生産量が限定されており、既存顧客だけで売切れてしまうため、現在新規の受付中止。

社名といい、商品名といい、限定生産によるプレミア感を背景にした口コミマーケティングといい、「これは只者ではない」と直感。果たして、山本社長は好々爺然とした風情ながら、眼光鋭い経営者であった。

社名は、元々純米酒のために作った商品名で、当初「むてんか」と読ませていたとか。これのインパクトが強く、後に社名にしたらしい。

ダバダの由来は聞きそびれましたが、今でも夜、全国の愛飲者から「おまえのところは何でこんな名前なんだ?」と酔って電話がかかってくるとか。


shikoku88 at 09:37|PermalinkComments(0)四国 | 仕事

2009年09月15日

RHJ International3

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長銀を安く買って、新生銀行として再建したことで有名になった買収ファンド「リップルウッド」。

2005年3月に、日本向けファンドのみを、投資先企業を連結子会社とする形で持ち株会社化し、ブリュッセルのユーロネクストで上場したのがRHJ International。

現在の投資先は、「ハンセル」、「ナイルス」、「コロムビアミュージックエンタテインメント」、「フェニックスリゾート」、「シャクリー」、「ユーシン」、「旭テック」。

昨年秋の金融危機を経て、日米で大リストラ。数少ない生き残りのHarvard MBAの方とランチ。

ちなみに、Harvard MBAは一学年900人で日本人学生はここ数年4,5人しか居ないのだとか。かっては10人前後、多いときは20人近く留学していたらしい。ビジネススクールは単純に学力だけでなく、クラスのDiversityを考慮して、またその時々の「トレンド」が反映される。

この代表的なBSで全体の0.5%しか居ないわけで、殆ど「無視されている」といってもいいくらい。LBSではそこまで行ってないが、やはり現在の日本人入学者数は4,5人。今年の入学者数は400人で、全体の1%くらい。私が留学していた頃は180人中9人で、5%を占めていた。


shikoku88 at 07:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)仕事 | 投資

2009年09月14日

チェーン店と個人店は両立できる5

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一番好きなTV番組「カンブリア宮殿」今晩のゲストはサイゼリアの正垣会長。

これまで「安物」のイメージで実は利用したことが無かったのだけど、認識を完全に新たにした。

創業者の正垣会長は42年前、東京理科大で理論物理学を学んでいた学生時代に飲食店で「一緒にアルバイトしていた人達に『やめないでくれ』と言われて」創業。(エー??)

そこから理系の本領発揮。市場調査で世界中でイタリア料理が伸びている事を知り、イタリアンに特化する事を決定。

会社の全てが「超」合理的。キッチンでは材料は全て手の届く所にあり、クッキングヒーターが5つ並んでおり同時に5つ作れる。徹底した合理化で、人件費、提供時間を削減している。この辺は正に工場でのカイゼンそのもの。

最も印象深かったのは、番組最後の方で言っていた「チェーン店と個人店は両立できる」というメッセージ。

司会の村上龍の質問、「そんなに合理化した圧倒的に強いチェーン店が出来たら、個人店なんてみんな潰れちゃうのではないか」に対する答え。「芸術的な料理を作る個人店は必ず残る」 確かに日常的に、あるいは見知らぬ土地に行ったときは、品質の安定した、値段の安いチェーン店で食べ、でもそれだけでは人間飽きてしまう。その反動として、非日常を味わいたいときは個性的な店へ行くだろう。

これが自然だし、これが社会の発展かと。


shikoku88 at 23:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)経済 | 映画・TV

2009年09月13日

らでぃっしゅぼーや4

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「上場チャレンジ塾」のゲスト講師で、既に2008年12月にJASDAQ上場を果たしているらでぃっしゅぼーやの緒方社長が講演。

RADIXと呼ばれる独自の生産基準を設けて、その基準に沿って生産してくれる農家と契約、野菜を中心に調味料、日常生活品、化粧品まで7000アイテム以上を宅配。

1988年5月に創業した、「有機農産物専門流通のパイオニアであり、最大手」ということ。

2000年に青汁で有名なキュウーサイに株式譲渡され、子会社に。そのキュウーサイから派遣されたのが緒方社長ということで、創業者ではない。その後2006年に緒方社長を中心として、JAFCOなどから資金を入れてMBOしている。

創業者ではなかったことが、いわゆる創業者利潤を抜きにして、事業の発展だけを合理的に考えて株式公開を選んだという。

今後は農業分野でもリーディングカンパニーを目指す、としている。


shikoku88 at 07:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)仕事 | 投資

2009年09月12日

四国チャレンジ塾2

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上場を目指すベンチャー企業を支援しようと、(独立行政法人)中小企業基盤整備機構の予算で上場準備のセミナーをシリーズで行っているのがコレ。

今年で3回目になるが、目に見えて参加者が減っている。最初は、それまでに存在した「プール」の中から本気で検討中の会社が参加したが、今では「上場を考える前に、事業基盤を作る方が先決でしょう」といいたくなる会社ばかり。

役所は事業=仕事なので、一旦事業が始まると、自らの仕事を確保するために事業継続が目的になりがち。民間企業なら、供給者の論理で無理に供給しようとしても値段があるから、顧客がそれにお金を払わなくなったら自然に終了する。

税金でやっている事業は、「値段」が付いてないから、「タダなら」と本来の対象でない人を相手に、それも時には役所への「義理」で継続してしまう。納税者はいい面の皮。

タダというのは弊害が多く、やるべきでない。


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2009年09月11日

アオイ電子4

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今年になってから地元の上場企業を積極的に訪問している。ベンチャー企業が単独で上場を目指せる時代は終わった。

稀に起こる奇跡に賭けて投資するわけには行かないので、どうやって企業価値を上げていくか。

その一つの答えは、既に生産設備や、販路、マーケティング手法を持つ大企業との提携。

今回の出張で訪問したのは、高松のICの会社。回路をシリコンウェーファー上に作成した後の処理である「後工程」を専門としている。ダイシングで一個一個を切り分け、ダイボンディングでパッケージに封入し、ワイヤボンディングでICチップとリードフレームを接続する。この後、モールド樹脂で保護し、検査して完成。

ICの性能は設計と製造品質で決まる。アオイでは回路そのものの設計は行わないが、使いやすさを左右するパッケージは独自設計。品質を高めながら製造コストを抑えるため、製造機器を内製化していることが強みになっている。


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2009年09月10日

第一回四国遍路講習会4

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今日から高松に来ています。

ランチは昔、高松に住んでいたときに知り合った松岡さんと。松岡さんはNPO法人「遍路とおもてなしのネットワーク」を主催されている。

10月3日、東京で初めての四国遍路講習会を開催される、ということ。四国八十八カ所に関心のある方、必見。


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2009年09月09日

日本産業社会の「神話」―経済自虐史観をただす4

日本産業社会の「神話」―経済自虐史観をただす
日本産業社会の「神話」―経済自虐史観をただす
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法政大学名誉教授の小池和男先生が表記の最新書で読売・吉野作造賞を受賞。これは、大正デモクラシーの旗手、吉野作造を記念して中央公論社が毎年、その年の政治・経済・社会関連の出版物のなかですぐれた著書を選び、あたえた賞。本日、受賞記念講演があったので聞きにいった。

「日本は集団主義の国」「日本人は会社人間」「長時間労働が競争力を強化」「成長は政府のお陰」―。日本を惑わす迷信を、労働経済学の第一人者が一刀両断。 (BOOKデータベース)

例えば、「日本は年功賃金」で、「欧米は実力主義」というのが定説だが、丹念に研究するとホワイトカラーに限っては、そんなことは無いという。ブルーカラーとホワイトカラー(正式にはexemptとnon-exemptと呼ばれる)の区別が明確な欧米では、現場労働者の賃金は最初の何年かで一定の熟練に達した後は全く上がらなくなる。10年経とうが、20年経とうが同じ作業を同じ生産性でしていれば給与は同じ、というのが欧米の考えだ。

ところが、日本では現場労働者であっても、年功序列で(会社が黒字である限り)毎年上がっていく。ブルーカラーは確かに違うが、ホワイトカラーだけを調査していくと日本と欧米の昇給の差は殆ど無いらしい。

同様に、日本は長時間労働というのも「神話」だという。欧米では大学を出て会社にホワイトカラーで入れば、最初から残業手当の付かないnon-exemptである。日本では30歳も過ぎて管理職になるまでは原則残業代が付く。

これを統計にすると、ブルーカラーについては日本も欧米も残業を計測して残業代を払っているため比較が出来るが、ホワイトカラーについては欧米では元より残業を計測してない。一方日本は少なくとも管理職になるまでは計測しているため、「日本は長時間労働」ということになる。

実際、私の実感としても、先進国のワークスタイルは国別の違いが薄れ、同じ職種の人間はNYでもロンドンでも東京でも同じように働いていると感じる。


shikoku88 at 22:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0) | 経済

2009年09月08日

La Cucina HANA4

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仕事で千葉の都賀へ。この辺に来るのは初めて。

車で駅から5分のLa Cucina HANAで昼食。東京では考えられないくらい広々とした店。

高い天井、全面ガラス張りの店内からは広い庭が見渡せる。その向こうは林。

元々、日本料理が主体の地元の飲食チェーンで、地元の食材を生かしたイタリアンを標榜。

昼食時、店内に男性は我々だけ!後は全て、車で来た周辺の有閑?マダムと思しき方々が1500円から始まるチョット贅沢、と言うランチを堪能されてました。


2009年09月07日

坂の上の雲4

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
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松山市では全国に先駆けて、自治体が発行する原付自転車のナンバープレートを雲形にした。

これは、勿論、司馬遼太郎作のベストセラー小説「坂の上の雲」にちなんでのこと。3年前には松山に坂の上の雲ミュージーアムも出来ている。

先週から今週にかけ、全6冊のこの長編小説を読破。ノウハウ本は速読するので10分もあれば読めるんだけど、つい、普通に読んでしまい1週間掛かった。

司馬遼太郎は、戦時中、陸軍戦車部隊の将校で、当時のあまりに馬鹿馬鹿しい軍隊の内実に疑問を持ち、戦後、「どうしてこの国、この軍隊はこうなってしまったのか」というテーマを持って、小説を書いていった。

日露戦争時代の日本では、

・日本の国力を客観視し、外交努力を怠らなかった。日英同盟があったから勝てた。

・開戦当初から軍首脳が「普通にやれば負ける。よほど工夫して五分五分。」と認識し、日本海海戦で完勝した際に、図に乗らず即座に米国ルーズベルト大統領に仲介を依頼して終戦交渉をした。

諜報を重視し、ロシア内の革命派、そしてロシアに占領されていたフィンランドやポーランドの独立派に資金を与え内部からのかく乱を図った。

など、その後の軍国主義時代とは全く違った国であったことが分かる。

日本はこうやって目標が明確な時はまとまりやすく、力を発揮するが、目標を自ら設定するのは苦手で、図に乗りやすく、おっちょこちょいな民族だと改めて感じた。


shikoku88 at 07:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0) | 四国

2009年09月06日

材木座海岸4

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9月に入ったというものの、8月初旬よりも夏らしい夏日。

LBS後輩が鎌倉材木座海岸に「週末の家」を友達と借りている、ということで、末娘と遊びに行く。海岸でBBQ。

最高の天気に、秋の風が涼しい。海で泳いでいる人も多数。

考えてみたら、今年の夏、一度も海に行っていなかった。夏の終わりを惜しむのに最高の日曜日。

(写真:かながわ名所 週末ウォーキング)


shikoku88 at 23:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)旅行 | LBS同窓会

2009年09月05日

敢えて官僚擁護4

外交の戦略と志―前外務事務次官 谷内正太郎は語る
外交の戦略と志―前外務事務次官 谷内正太郎は語る
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前外務事務次官 谷内正太郎氏の関係者からこの春に出た本を頂く。外交の裏舞台が垣間見れ、また氏の目指したものが書かれていて興味深かった。

官僚、と言えば、最近の官僚バッシングは目に余る。これではまるでイジメ。

当たり前だけど、官僚にもいろいろな人がいるし、私の知る限り、与えられた枠の中で出来る限りのことをしようと頑張っている人も多い。LBSの同窓生でも、民間に転じれば給与も何倍にもなるのに、「国家レベルの仕事がしたい」と言う理由で残っている人も多い。MBAを取るとさっさと辞める人も居ますが。

「官僚は全部悪い」みたいな事を言う人に限って、私が「官僚と話したことはあるんですか?」と問いただすと、無いんですね!

直接話したことも無いのに、政治家の言葉に乗せられ、マスコミ報道に踊り、一派ひとからげの雑な理論を展開する。自分で一時情報を集めることなく、自分で考えることなく、これぞ「知の衰退」。

今の「空気」は、兎に角、「官僚を叩いて盛り上がろう」。これが戦時中なら、「鬼畜米英」だったろうし、バブルのときならJapan as No.1。

一方、「官僚組織」に問題のあることも事実。放っておくと内向きになること必然な組織(どの組織でも同じ)を、政治の力で優秀な人が力を発揮できるように組織改革をすることこそ「政治主導」でしょう。


shikoku88 at 10:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0) | 提言

2009年09月04日

ライブドア監査人の告白

M&A時代 企業価値のホントの考え方―株式市場から評価される会社のお作法
M&A時代 企業価値のホントの考え方―株式市場から評価される会社のお作法
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月に一度の朝食勉強会。

今朝の講師は、「ライブドア監査人の告白」で有名になった田中慎一氏。ライブドアの会計監査を行っていた港陽監査法人の代表社員(パートナー)だったひとです。

その後、ICF事件で逮捕されたが起訴猶予処分に。逮捕理由は当時の「株価算定が不当に高かった」という理由だったらしい。

それで現在は?インテグリティ・パートナーズを経営。業務内容は財務コンサルティングと講演活動。お話は流石にうまく、アカデミーヒルズでのコーポレートファイナンス講座が大人気、というのも理解できる。

ちなみに、自信の本は話題になった標記の本より、こちら、ということです。


shikoku88 at 11:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) | 仕事

2009年09月03日

阪大の会

10094123014私はもちろん阪大出身ではないが、LBS同総会活動をいつも助けてもらっている同窓生が阪大出身。

さらに、丸高の仲のいい後輩にも阪大出身が居て、そこへ先日、新たにDarden MBAの阪大出身者と知り合ったので、「阪大の会をやりましょう」ということにした。

同窓生がメンバーのFCCJで昨晩実施。

阪大は一学年定員3245人。これには合併した旧大阪外国語大学の580人も含まれる。いつの間にか併合されている。

大阪大学が江戸末期に大阪にあった緒方洪庵の「適塾」の流れをくんでいる、というのは初めて知った。ここで学んだ洪庵の弟子の何人かが、明治政府によって設立された医学部の前身に合流した、ということらしい。

2009年09月02日

MBA応募数は過去最高の出足

20060114000ロンドンからQS World MBA Tourのため来日しているAdmission Office Managerとランチ。NZ出身でLBSでは2年前から働いている。

世界不況がどう応募に響いているか気になっていたところ、聞いてみると、ナント、今年の過去最高の応募状況のようだ。これは丁度1年後、来年9月の入学となる。

勿論、まだ応募は始まったばかりで、これからが本番。年末に応募書類が締め切りとなり、その後、別途提出されるGMATとTOEFLの成績と合わせ書類選考が行われる。

その後2-3月にかけて世界各国で卒業生による面接が行われ、5月に結果が発表される。面接できる数は物理的に限られているので、応募が多いとその分書類選考での「足切り」数が多くなる。

やはり金融機関を中心に職を失った人、あるいは失わないまでも、「当分ボーナスも出そうにないのでこの間にMBAを取っておこう」と考える人が多く、過去最高になっているようだ。

LBSでも、MBA定員を380人から特別に400人に増やす予定らしい。
shikoku88 at 15:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)LBS同窓会 | 教育

2009年09月01日

モモ5

モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
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昨日は、週末立命館の集中講義で休みが無かった上、台風だったので、結局休むことにした。入っていたアポも向こうから「台風だから延期しましょう」ということだったので。

疲れを癒すのに手に取ったのが、モモ。

読んで反省することしきり。

「もう時間泥棒にやられてしまっているかも。」

と言ったら、先に読んだ次女から、

「大丈夫。お父さんは、昼寝しているから。」

と慰められた。そう、休みの日、家に居ると必ず昼寝。

もっと人と話をしよう。人の話をじっくり聞いてあげよう。

子供から大人までいつでも読めて、いつも新鮮な本。


shikoku88 at 22:08|PermalinkComments(2)TrackBack(0) | 教育
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