2008年07月
2008年07月31日
明日朝、長女がベルリンへ旅立つ。2008年07月30日
2008年07月28日
www.hirataku.com
朝いつものJALで高松へ。
夜、「ITで地域活性化の勉強会がある」と言われ、マイクロソフト四国支店へ。出てみたところ、Sunmicroの社員とか、東京のSIerとか、コンサルタントの人間が来ていて「日本のIT政策の問題点と解決策」のような話をしていた。
中心は実は地元選出の代議士平井卓也氏の話であった。今の今まで知らなかったが、「最もITのことがわかっている国会議員」らしい。（自称） その真偽のほどがわかるほど話は聞けなかったが、そのHPはflash多様で国会議員のHPとしては充実しているのは間違いない。
終了後、懇親会出席。地元の大学教授、ベンチャー経営者、議員の取り巻き等々と語り合う。
2008年07月27日
山梨日帰りバスツアー
昨日は日帰りバスツアーで山梨へ。考えてみると、学校や職場など所属する団体以外の｢公募」のバスツアーに参加するのは初めてだ。何せ、団体行動が嫌で高校の修学旅行にも行かなかったくらいだから。
朝715に新宿西口集合。周辺はツアーのバスだらけ。25年前、学生の時に行ったスキーバスの思い出がよみがえる。環境に配慮してか、単に燃料高騰の折コスト節減のためかアイドリングはしていない。◎
730予定通り出発。途中渋滞で1時間弱の遅れ。これが後々慌しさの元になる。
最初に寄ったのは信玄餅で有名な桔梗屋。一宮本社工場で信玄餅の｢包装体験」をした後、併設されているアウトレットへ。ここでは賞味期限切れが近い、変形、等々の商品を社員と会員（といってもその場で無料でなれるようである)向けに半額で販売。うちは子供が多いので買いだめ。
その後、昇仙峡へ。本来ならとうもろこし狩りが先なのだが、渋滞で時間が遅れ順番変更。ほうとう会館でほうとう麺の手作り（といっても延ばしだけ)をした後、自分の麺を鍋に入れ昼食。
徒歩5分の仙峨滝を見学。ほうとうがゆでて膨張するのを余り計算してなかった。食べすぎで苦しい。
次はベルフォーレワイナリーへ。何年か前にアイスキャンディーで有名な地元のシャトレーゼが買収したらしい。景色もよく、ワインのほかにチーズやチーズケーキもありゆっくりしたいところだが、時間の関係でナント20分で工場見学、試飲、ショップを済ませる。
この後、午前中飛ばしたとうもろこし狩り（一人2本)と、桃狩り(一人一個）に桃食べ放題（大人平均3個か)を済ませ、帰途に着く。
帰りはほとんど渋滞も無く、午後の全体的に短縮したおかげで、予定通り1930の到着だった。
盛りだくさんの行事に信玄餅4個、とうもろこし2本、もも1個、ほうとう麺一人前(自分で延ばした残り)がついて5980円。確かに安い。日程を自分で決められない一方考えなくていいので楽。家族で休みの日程を合わせるのがだんだんと難しくなっているので有力な選択肢。
2008年07月25日
MORIMOTO
今年2月に東証2部に直接上場した�螢皀螢皀箸慮朕妖蟷餡噺�け説明会に出席。ここの管理本部長は同窓生である。秋に予定されている同窓会のスポンサーをお願いしてあり、挨拶も兼ねて。
改めて会社を見ると、株式市場での評価が極端に低いことに驚く。実績PERで2倍!今期増収増益を計画しているのだが、明らかに市場はそう考えてないことがわかる。
モリモトに限らず、投資用不動産を売ったり、マンション分譲が主業務の業者はひどい評価になっている。好調なのは賃貸物件も持っていて安定したキャッシュフローがある会社。
市場と会社の見方、どちらが正しいかは後半年もすれば分かる。私としては同窓生への応援の気持ちもこめて買ってみた。さて、どうでるか？
2008年07月24日
平和祈念展示資料館
仕事で新宿住友ビルを訪問する機会があり、時間が30分ほどあったので以前から気になっていた平和祈念展示資料館に行ってみた。
「恩給欠格者、戦後強制抑留者、引揚者の方々などの労苦についての理解を深めていただくことを目的として、平和祈念事業特別基金が開設した施設」ということだ。
戦争体験をテーマにした博物館としては他に九段下の昭和館もあるのだけど、規模の大きな昭和館に対し、こじんまりしているが工夫された展示だった。
特に目を引いたのは、戦争体験した漫画家による劇画。これなら子供たちも分かりやすいだろう。
次のアポとの関係で半分ほど見て退出。また今度残りを見てみたい。従って、標準所要時間1時間位か。
2008年07月23日
ジャパン・インターナショナル・シーフードショー
ビッグサイトで行われている水産物展示会を見学。ビッグサイトで行われるショーには、年に何度か主に投資先が出展している際に訪問しているが、このショーは初めて。タイでえび養殖をしている知り合いから招待頂いた。
ということで、まずはタイ大使館のブースを訪問。
タイは世界最大の養殖えび輸出国で、年間に50万トンを生産。うち7割の35万トンが輸出されるのだという。
このところ輸出先である先進国の消費者が気にしているのは安全性。今日のプレゼンテーションでもその点を盛んに強調していた。実際、商品に「有機」を謳っているものが多かった。
その後、せっかくなので他の展示ブースを訪問。
あちこちの試食をつまんでいるうちにお腹いっぱいに。鮨に、穴子、蒲鉾に鯨、果ては馬刺しまで。(シーフードショーなのに何で??) 何でもある。
長年出ている人に寄れば、これでも年々縮小しているのだそうだ。世界の水産市場で｢せり負け」しているので、海外からの出展が減っているのだとか。ここでもJapan passing!
2008年07月21日
MBA夏祭り
留守番三日目。
一人で時間がたっぷりある、と思うと効率が上がらないもの。学生時代を思い出す。
今日は午後、アゴスジャパンというMBA留学支援会社がやっている「MBA夏祭り」の手伝いに行った。卒業後17年も経っている私がいっても余り参考にならないのでここ数年最近の卒業生に任せていたけど、今日はボランティアが想定より少なく大変そうだったので。
案の定大盛況で、ブース前に並んで順番を待つMBA志望者に5人の卒業生が4時間ぶっ通しで説明。
ここ10年来、いやトレンドから言えばおそらく数十年、世界的にMBA人気は止まるところを知らない。とかく批判も多いけど、あれだけの高給をとるMBAのキャンパスリクルーティングにくる企業は増加の一途なので、リクルーターも学生もその価値がある、と判断しているということだろう。
入社してからは実力しだいなのは言うまでもないが。
2008年07月19日
一人で留守番中
三連休の初日!「お義母と女だけで気楽に旅行したい」とかで家族は旅行に出かけ、私はオスの犬と留守番中。
前向きに考え、溜まる一方のメール処理やその他雑事に取り掛かる。ところが、一週間の疲れと、暑さと蚊による寝不足（今日は蚊取り線香つけるぞ!)で朝から眠い。
うつらうつらしながら作業がはかどらないまま正午。おにぎりを食べた後昼寝。1時間寝てスッキリ！
体を動かしたくなったので近所のTOCへ。ABCマートで遅ればせながら夏用サンダルを買う。ついでに安くなっていたビジネスシューズも。ここのABCは都内で唯一のアウトレットで｢残りサイズがある限り」という大幅ディスカウント品がある。
そろそろ涼しくなってきた。犬の散歩に行こう。
2008年07月18日
のびのび いきいき ぴちぴち
戦前、そして戦後しばらくの間、繊維は輸出の花形だった。その後人件費の上昇、円の上昇とともに衰退していったが、ドッコイ、生き残っている会社もある。その一社がセーレン。福井精練加工として120年前に福井市で創業された染色会社である。知る人ぞ知る会社だったセーレンが有名になったのが2.5年前のカネボウの繊維部門の買収。KBセーレンとして見事再建を果たした。
そして、その企業理念がこれ。
「のびのび いきいき ぴちぴち」
変わった企業理念としては、堀場製作所の、
｢面白おかしく」
が有名だけど、これも負けず劣らずですね。
今日、川田社長の話を聞くと、やはり1970年代の石油ショック、1985年以降の急激な円高を経て、「命をかけて変える、変わる」という決意の結果がこれらしい。
2008年07月17日
日本M&Aセンター
今週、東証一部上場のM&A仲介業大手、日本M&Aセンターの創業者である分林会長の講演を聞いた。講演ご質問したところ、この会社で仲介した案件の｢その後」を見ると、7割は買手側の目論見どおりの成功、2割は目論見どおりではないにしてもマアマア。なんと、失敗したと買手が嘆いているケースは1割くらいしかないのだという。
これは欧米で主に上場企業のM&Aで言われる成功確立「よく見て半分、厳しく見れば1/3」と比べて格段にいい。
この理由はなんだろう?
１．M&Aセンターで扱う買収対象は未上場の中堅、中小企業対象であるため買手が競って値段が競りあがることが少ない→値段のセーフティマージンがある
２．売り手の最多理由は「後継者不在」であり、｢誰かが引き受けてくれて会社が存続するのであれば値段に拘らない」売り手が多い→同様
３．そもそもM&Aセンターがきちんと客観的に調査しているのかどうか疑わしい
３もありうるけど(笑)、１，２は自分ではよい仮説だと思っている。
買手が一社しかいない場合と複数社いる場合では後者のほうが値段が釣りあがるのは自明の理だ。
また２については、自分もほぼサービス開始当初から利用したヤフオクの例から推論できる。
ヤフオク開始で初めて一般人がオークションに出品できるようになった。それまで、まだ使えるけど自分では不要になったものは、捨てるか周りの人にあげるしかなかった。それも向こうから「欲しい」といってくるケースならいいけど、多くの場合にはこちらから「要らない?」と知り合いに持ちかけるため、大抵無料かタダに近い値段だった。
それが手軽に自宅から出品できるため、身の回りの不用品をドンドン処分した人は多いだろう。それまでの「タダ」に対し、1000円、2000円と値段がつくのが嬉しかった。落札するほうも、「欲しかったものがこの値段で買える!」と喜んだ。
サービス開始から10年経った今では｢掘り出し物」と言えるようなものはまずない。買手の数が驚異的に増えたので、｢こんなものが売れるのか?」と思うような商品でも買い手がついたりする。程度のよいものについては店で買ったほうが安いケースもしばしばだ。
つまり、注目の集まる上場企業のM&Aのケースと違い、日本の中小企業M&A市場はまだまだ黎明期で、それだけ掘り出し物に出会う確率も高そうだ。
2008年07月16日
2008年07月14日
2008年07月13日
ホームレス中学生
ホームレス中学生フジテレビで昨晩放送されたホームレス中学生。録画しておいて今日見た。
エリートサラリーマンに近所のスーパーでバイトする主婦。マイホームに3人の子供と中流でも上位クラスの幸せな家庭に不幸が訪れるのは母親のガンによる突然の死。
さらには父親も同じガンにかかり、結果、会社をクビになってしまう。回復したものの精神的にも体力的にも参ってしまった父親はろくに働かなくなり、ついには借金で家財道具まで差し押さえられ、「家族解散」。
どの辺から転落していくのか、考えさせられた次第。最初から周りに相談していれば、一月の間ホームレスになることもなかったと思うが･･･。
兄弟愛、そしていかにも大阪の下町らしい近所の支援に涙しましたが、一緒に見た子供たちにはピンと来なかったようです。親の気持ち子知らず、か。
2008年07月12日
2008年07月11日
うまやの楽屋
連日LBS同窓生とランチ。今日の同窓生はMBA2000の桝本さん。卒業後2年前までMcKinseyにいて、現在は中堅の技術マネジメントに特化したコンサルティング会社。
今日の店は、私の事務所近くでありながらまだ行ったことのなかったイトシア地下のうまやの楽屋。市川猿之助のディレクション（？）で好評な「赤坂、銀座、西麻布、北千住に続く５店目」ということだが、それよりも興味を持ったのはJR九州フードサービスがやっている店だということ。
JR九州が東京で飲食店をやっているんですね。それも博多ラーメンだとか、鹿児島黒豚だとか言うのなら分かるが、調べてみるとかなり手広くやっているのでビックリ。
入店は１１４０頃。店内は直ぐに有楽町･銀座で息抜き中と思われる主婦層で一杯になりました。ランチ1200-1500円位の高めの設定です。
2008年07月10日
China Shadow
Alumni Service Award受賞を祝ってLBSの先輩がご馳走してくれることになった。ある上場企業の社長をされていて多忙なため、会社近くのホテルのレストランでランチということに。
それで初めて行ったのがThe Strings by InterContinentalという品川駅港南口近くのホテル。元はANAホテルがやっていたらしい。
入口がオフィス階と別になっていて最初分かりにくかったけど、なれればこの方がいいんだろうな。直通エレベーターで26階へ。
上がると最上階の32階までの巨大な吹き抜け。それでロビー階にあるのがこのレストラン。港南口の高層ビル群の間に東京湾が見える。
｢飲茶コース」というのを頂く。前菜は5種類、メインは20種類、ご飯モノは3種類から選べる。先輩ということで多少緊張して会話に気を取られているうち、適当にオーダーしてしまったらかなりイメージと違うものが出てきてしまった。よりによって苦手な鶏肉だよ。
ともあれ贅沢なランチタイムを過ごし、品川を後にした。
2008年07月09日
ペンチ屋さん
昨日から（またまた）高松に来ています。
昨夕は四国経済産業局主催のセミナーに出席。講師は大阪から来たペンチ屋さん。創業84年を誇るペンチ、ニッパの老舗で業界最大手。売上10億円とか。
この業界に限らず日本の製造業の特徴は業者が多いことです。英米、特に米国では業界が伸びなくなると業界の再編が起こり、大手に集約され、結果として大手の寡占体制になり利益が維持される、というのが普通です。その過程で中堅以下のところは、大手に会社売却するか、特定の市場で生き延びるか、廃業するかの道を選ぶことになります。
お話した共通認識として、
・米国には専業の大きなメーカーがある
・米国メーカーは中国市場を中心とした国際化に注力している
・国際的なブランドを確立できたところが生き残る
ということです。
業界全体として売上が半減しているのに、日本で再編がなかなか起こらない理由として、「高度成長期に個人資産を作っているので、リストラして赤字さえ止めていれば生活に困らない」ということでした。これも他業界に共通しています。
2008年07月06日
2008年07月05日
2008年07月03日
ベンチャー・プライベート・カンファレンス
今朝帰国しました。LHRの混雑で40分遅れで到着。BAはT5になってターミナルはよくなりましたが、滑走路自体は増えてないので飛行機の混雑は相変わらずですね。
一旦家に戻って荷物だけ置いて、即慶応大学で開かれているベンチャー・プライベート・カンファレンスへ。今回で16回になるとか。年2回なので8年!ベンチャーの定点観測、という意味で恒例になってきました。
今日の目玉は、「ベンチャーキャピタリストが語り合うII」。好評だった前回と同じ東京大学エッジキャピタルの郷治社長、九州ベンチャーパートナーズの水口取締役、インフィニティ・ベンチャーズの小林代表に、司会のNTVP村口さんという顔ぶれです。
共通の問題点として、
・IPO市場の不振
・ファンドパフォーマンスの低迷
・M&AによるEXITの模索
・海外投資や海外資金導入の可能性
が話題になっていました。
印象に残ったのは、「日本はまだ経済大国だと思っているのではないか」という発言です。統計の上では日本はまだGDP世界2位かもしれませんが、購買力平価では10年前に既に中国に抜かれ、また一人当たりGDP（=平均年収）はOECD加盟国の中で下1/3位までに落ちています。
本来であれば、政治的大問題になっていなければいけないはずですが、国が未来から借金することで今の国民に苦労をさせない、という政策に結果的になっているため、国民に実感がありません。
この状態が永久に続くのであれば悪い話ではないですが、経済原則から言ってもそれはないでしょう。
本当の危機が訪れたとき、この国はどう対処するのでしょうか?
2008年07月02日
Tate Modern
苦闘一時間。何人にも聞いてやっと学校のWI-FIに接続できました。
ロンドン最後の今日、バスでTempleに出て、そこからテムズ川沿いを歩いてMillenium Bridgeへ。テムズ川の水は濁った泥水。いつもこうだったかな？
橋を渡ると、そこがTate Modern。私が学生のころは｢あれ何だろう？」と思っていた巨大な廃墟でした。
wikipediaによれば、戦争復興のために1947年に急遽建てられた発電所で、その後1981年に閉鎖されたようです。私が見ていたのは1989-1991年。
Tate Galleryの現代美術を移してオープンしたのが2000年。以降、眼下のMillenium Bridgeと共にロンドンの新名所となっています。
私が好きなのはここの最上階にあるCafe7。昼も夜も眺めがよくてお勧め。いつも混雑しているのが難点。ロンドン子は昼食、夕食共に遅めなので早めに行けば大丈夫です。
