2008年05月
2008年05月31日
Imperial College
Imperial Collegeはロンドン大学の中でも理工系で有名。いや、「だった」というべきか。というのは、昨年7月Imperial Collegeはロンドン大学から離れ、独立してしまった。
ともあれ、今週、ここの日本同窓会総会に参加。本学からMBA学生たちと来日中のProfessor Nelson Philipsによる講義を聞かせてもらった。
"Leading Innovation: Understanding the Leadership Behaviours that Create Hihgly Innovative Work Groups"
ポイントは次の4点:
1. Tolerate Failure
失敗に寛容な環境
"The fastest way to succeed is to double your failure rate." Thomas Watson Sr
2. Talk up Innovation
革新を大声で宣伝
3. Develop an Innovation Story
良い物語を創る
4. Search for New Principles
新たな原則を探す
2008年05月30日
The History of English

世界の共通語として台頭した '英語' の歴史
Heinz 57: The history of the English Language and the rise of English as a Global Language
に参加してみた。
世界の言語の中で最も語彙が多い、と言われている英語だが、その原因が度重なる異民族による侵入の結果であることに納得。
ケルト人:英国の原住民
現在ではアイルランド、スコットランド、ウェールズ、イングランドの一部に子孫が残るのみ。
ローマ人:紀元1世紀から410年に引き上げるまでイングランドを支配
ローマ帝国の共通語であるラテン語をもたらす。
アングロサクソン人の侵入:ゲルマン語の普及
現在のオランダ、デンマークに住んでいたゲルマン族がイングランドを制服。英語の成立。従って、英語はドイツ語に最も近い。
キリスト教の普及:597年にSt. Augustinがカンタベリーに修道院を立て初の司教となる
ケルト人の宗教は多神教だったが、一部キリスト教に取り込まれつつ廃れていく。教会は牧師養成のため学校を立て、読み書きが初めて普及する。
バイキングの侵入:8-11世紀にかけ北欧からバイキングが侵略
一部は沿岸部に定住する。Yorkなど。
ノルマン人による征服:1066年
フランスのノルマンディー地方に住むノルマン人が英国を征服。フランス語が支配階級の言葉として使われ、庶民が話す英語と、教会や大学で話されるラテン語という三重構造がしばらく続く。その後次第に、被支配階級の英語に取り入れられる。同じものを表すのに単語が複数存在する最大の理由。
大英帝国:世界最強の帝国に
世界中の植民地で英語が支配者の言語として使われたため、英語人口が激増。従来英語になかったモノが英語に取り入れられる。例:bungle(ヒンディー語)
と、マア、同じ島国でも随分違う歴史を歩んでいる。
ドーバー海峡は泳いで渡れても、対馬海峡は泳いで渡れない。この差か?
2008年05月28日
ポルチェラーナ

ところで昨日事務所にチョコが届きました。AMEDEIというイタリア製の高級品らしいです。
「世界で年間3000kgしか収穫されない、クリオロ種のカカオ「ポルチェラーナ」だけを使用したチョコレート。2006年10月にロンドンで開催された 「第2回世界チョコレートアワード」で、最優秀ダークチョコレート部門の金賞に2年連続で選ばれました。ひと口サイズのチョコレートを詰め合わせたセット (計12枚)です。年間2万枚の限定生産。シリアルナンバー付き。」
これでいくらかと言うと3045円。
「賞」(特に海外の)とか「限定」とかに弱いのが日本人。シリアルナンバーまで入れる念の入れよう。
能書きを読んでしまうと不思議と「この位するかも」と納得してしまうのが不思議なところ。
こういうイタリア商法は日本企業も上手にできるようにしたいですね。
2008年05月26日
2008年05月25日
クリスピー・クリーム・ドーナッツ
新宿に遊びに行った娘がお土産にクリスピー・クリーム・ドーナッツを買って来た。
「沢山人が並んでいたのでどんなに美味しいかと思って・・・」
買ったそうなのだけど、並んでいると一個無料でもらえるらしい。
彼女は初めて食べて「???」
強烈な甘さと脂っこさに1個食べられなかったらしい。(@_@)
それでも「無料で貰ったからには買わないといけない」という心理が働き、5個だけ買って帰ったとか。ホームステイ中の台湾人留学生も入れた人数分だ。
私はというと・・・
食べちゃった!
実は私も米国で働いたとき、最初に食べたドーナツには目がテンになった。「これが食べ物か?」という感じである。砂糖と脂の塊ではないか!?
ところが慣れとは恐ろしいもので、米国人同僚がウマそうに食べるので付き合いでコーヒーで流し込んでいるうち、これが当たり前になってしまった。
仕舞いにはミーティングにドーナツが無いと「どうも頭が働かない」と感じる始末。薬物の使用量が段々と上がるのと同様、糖分も一度高いのになれると低いのでは満足できなくなるようだ。
帰国してドーナツが目に触れなくなり、やっと更生?していたのに、昨年からのKrispy Kream騒ぎ。
人のことは言えないのだけど、これをこんなにありがたがって長時間行列までして買うとは常軌を逸している。鎖国が終わってから150年経つというのに、相変わらず舶来モノをありがたがる国民性と共に、日本人の舌はおかしくなっているのではないか、と思わずにはいられない。
実はこのKrispy Kream、本国アメリカでは売上減少が続き経営危機にある。過去3期連続の赤字。これがアメリカ人の健康志向のせいかどうか知らないが、現在期待できるのは日本からのロイヤリティだけかもしれない。
2008年05月24日
はたらくげんき
豆腐づくりは夢づくり―給料10万円への挑戦 (KSブックレット No. 10)
ここ数年、社会的活動に注力している「日本一のマーケッター」こと神田昌典さん。今度はBS11デジタルで『はたらくげんき』なる番組をはじめた。これは1週間遅れでBIGLOBEストリームで無料で見れる。
第一回目は宮城県蔵王町にある豆腐工場蔵王すずしろ。ここでは知的障害者約40人を雇用し、障害者施設の全国平均賃金13000円の4倍に当たる月5万円の賃金を支払うことに成功しているという。
「障害者を働かせることはかわいそうだ」ではなく、「障害者であれ働いて社会に参加することがやりがいで、障害者が自立できる賃金を払う」ためよい商品を作り消費者に評価される経営努力をしている。
運営母体のはらから福祉会にはこういった施設には付きものの親の会が無い。その理由をこう書いてある。
「はらから会は、障害者の自立と社会参加を目指しています。自立の第一歩は親からの独立です。一般的には二十歳になれば成人として独り立ちです。障害者も例外ではありません。例外にしてはいけないのです。いろいろ問題はあったとしても、いろいろ不安が多いとしても、意識して親は離れる努力をする必要があります。」
いくらでも働ける環境なのに、いくらでも学べる世の中なのに、自立できない親子は多い。愚痴と文句ばかりで、常に他人のせい、会社のせい、国のせい、政治家のせい。まずは「自立」だね。
2008年05月23日
2008年05月22日
高松のビジネスホテル

朝一の飛行機で高松に来ています。
今回の宿は川六。新館になり、大浴場も出来て、なかなか快適です。狭いユニットバスじゃくつろげないので。ユニットバス要らないので、その分部屋が広かったり安いといいと思うんですけどね。
「支店経済」といわれた高松。長年、高松は「四国の玄関口」として官庁や民間企業の支店が集中。その恩恵を受けていたわけです。
それが1987年に瀬戸大橋が完成し、また飛行機で出張に行くのが当たり前になり、支店の数が減ってきています。そのあおりで高松の不動産価格は現在でも下がり続け目抜き通りの「中央通」にもオフィスの空きが目立つ始末。かっては単身赴任者が飲み歩いた飲み屋街も停滞気味です。
逆に好調なのがビジネスホテル。支店が無くなって、出張でカバーするところが増えたため需要好調で、この10年ほどでかなり増えました。
2008年05月21日
蘭州
「ココに行ってみたかった」という店は、銀座6丁目で日産本社(来年、横浜に移るんだよね)の向かい。店の名は、同行した中国人によれば今回大地震のあった四川省に隣接する甘粛省の州都らしい。
餃子、揚げ餃子、麻婆炒飯、酢豚、ジャージャー麺を注文。
量が多い。かつ、美味しい。会食が続いていて、いまひとつ食欲がなかったのが残念。次回、体調を整えて行きたい店。
2008年05月20日
一身の独立なくして一国の独立なし

いわずと知れた明治時代の大ベストセラー作家にして、慶応義塾の創設者。
『学問のすすめ』は第17編まで発刊され、全部あわせると340万部。当時の日本人口3480万人に対し1/10で全国民の10人に一人。当時の識字率や、海賊版の出回り、さらに書き写した人もいることを考慮すれば二人に一人くらいは読んだのではないかという、「大人の教科書」みたいな本である。
その基本の精神は「独立自尊」であり、ろくな努力もせず、義務も果たさず文句ばかり言っている国民はもう一度『学問のすすめ』を読んだほうがいいようだ。
2008年05月19日
2008年05月18日
2008年05月17日
旧新橋停車場

こちらはナント入場無料。広くはないが、それでもじっくり見ると小一時間掛かるくらい展示は充実している。
1階には銀座ライオンが入っていて、雰囲気いい感じなので次回使ってみたい。
2008年05月16日
四万十川

四国に生まれながらまだ足を運んだことのない場所はかなりある。5年前から仕事も始めたので、かなり行くようにはなったのだが、それでも「仕事」のある場所はある程度限られている。
その中で、今回、四万十町を初めて訪れた。坂本竜馬が土佐藩を脱藩するときに通った「維新の道」があるところ。
前日、宇和島で泊まったので、そこから県境を越え3時間の道のりだった。途中いい場所が沢山あったのだけど、仕事なのでゆっくり出来なかったのが残念。今度は休暇で訪れたい。
山道をドライブするのは好きなのでかなり楽しめた。それでも、こんな山の中まで今も道路の拡張工事が行われている。走っていて1時間に一台の車とすれ違うかというような山道。山の中なので当然工事費もかさむ。そんな場所で今更2車線にしたりトンネルを掘る必要など無いに決まっている。
過疎化で人口は少なくなっているし、もう10年もすれば自分で運転できる人すら少なくなるだろう。そんな場所の道路整備に何十億円も使われているのが実態。どこにこれ以上道路整備をする必要があるのか?
2008年05月15日
2008年05月14日
みかん職人 武田屋

武田社長若いですが、ドンドン拡大して今ではみかん農家としては日本一の売上を誇ります。インターネットを中心とした通販で口コミで広がっています。
その秘訣は、味と安心に拘った生産と、その魅力をお客様に直接伝えること。「見た目がよくなきゃダメ」とか「大きさが揃ってないとイヤ」とか、そんなことを言っているのは本当はお客様じゃなくて、規格が揃ってないと流通させにくい中間業者であったりする。(と、私は解釈)
昨日の訪問時にその場で発注した河内晩柑が今日出張から戻ったら届いていた。子供たちは「オイシー」と満足。毎日食べたいといっているが・・・、流石にそれはね。

2008年05月13日
役員報酬
今までは、殆どの未公開会社と同じく、役員報酬は社長の一存で決めていた。資金調達に連れ外部株主も多くなり、また社員も増える中で役員報酬の透明化が求められる時期であると思い私から提案して発足。
第一回目なので、「役員報酬如何にあるべきか」という話からスタート。まじめに考えるとこれは深い。よく言われるとおり、日本の経営者の報酬は低め。欧米ではこの20年で経営者の報酬は何十倍にも上がった。その過半は成果報酬部分なのだけど、ベースも大企業であれば億円単位となる。
我々が対象としているベンチャーでも、日本であれば赤字段階では1000-1500万円(計画通りとして)、黒字転換してもVCと約束したIPOまでは1500-2000万円というのが一般的だろう。米国では投資先にプロ経営者をスカウトしてくるのが一般的だが、そのケースだとCEOで2000-3000万円くらい出していると聞いている。
日本の場合、創業者がそのまま経営者であるケースが多く、ではその経営者が他社で通用するかというと疑問なことも多い。より有能な専門経営者を連れてくる、という手段もあるけど、そもそも経験豊富な専門経営者が絶対的に不足しているので、そのような方は外資系の日本法人だとかファンド投資先企業にもっと高給で引き手あまたな状況だ。
会社の発展段階に応じて必要なスキルも変わってくるので、創業経営者が常にベストであることはむしろ稀。自ら経営者として成長し続け、また有能な補佐役を使いこなせる能力が必要。経営者としての成長の限界が会社としての成長の限界。ところが、最適のタイミングでの交代が行われてないし、そもそもその候補が絶対的に少ない。
この点が日本のベンチャーが爆発的に伸びない最大の理由だろう。
2008年05月11日
鉄道博物館

昨年の開館以来気になっていたのだけど、「激混み」と聞いていたので二の足を踏んでいたのだった。博物館は好きなんだけど、人ごみは嫌いなので。
昨日は連休明け最初の週末。電話で問い合せてみたところ、「夕方が特に空いている」ということだった。
小雨の中4時前に到着し、6時の閉館までゆったり見ることが出来た。この時間までに午前中から、あるいは午後から来ていた来場者はほぼ帰ったようで、この人気博物館としては平日を除けば、ガラガラと言っていい入りだろう。
改めて、この鉄道という乗り物が、ペリーが黒舟に積んで持ってきた模型蒸気機関車を1854年に日本人が初めて見て以来、150年のときを経てよく発達したものだと思う。
これは鉄道車両や線路というハードに加え、運用管理というソフトの面も含め、世界に誇れるシステムだといっていいだろう。自動車や飛行機に比べ、はるかに環境への負担も少ない。
発展途上国では「自動車を走らせることが近代化の象徴」とばかりに、先進国のまねをして道路を作り、自動車産業の育成に熱心なところが多いが、既に欧州では自動車交通の制限と鉄道の復権が始まっている。
日本と同様、大都市に人口が集中しているケースが多いアジアの国々で日本の鉄道会社が直接運営すれば双方にとってメリットが大きいと思うのだが。
2008年05月10日
ファミリーオフィス
ファミリーオフィスとは「資産管理から子弟教育までファミリー(富裕資産家)が解決すべき様々な問題をファミリーの立場にたって一緒に解決する専門家集団を束ねる事務所」ということらしい。(日本ファミリーオフィス協会)
・富裕層の関心は運用より医療、子弟の教育・結婚
・「幸せな金持ち」が少ないから寄付する人が少ない
には納得。
2008年05月09日
あらしのよるに
あらしのよるに (大型版あらしのよるにシリーズ (1))
昨晩は終業後即帰宅してミュージカル『あらしのよるに』(演劇集団円)を末娘と見に行く。
きむらゆういちによる絵本が原作(1994年)。その後TV化されたり、映画化されたりとその都度話題になった名作。
子供も大人も楽しめる良い舞台でした。
2008年05月08日
送別会

役員をやっている会社が創業期で収益モデルも未だ確立せずのたうち回っていたころ、社長の知合いの新卒が四国から上京してきた。
東京に住むのは初めて。「まずは」ということで、我が家に下宿。1年後一人暮らしすべく引っ越したが、その間、子供たちとも仲良くなりよく遊んでもらった。
それから7年。
立派なネットワーク技術者となった彼女は今月で会社を去る。海外で働いてみたい、という夢を叶えロンドンへ。向こうで現地の日系企業へITサポートを提供する会社へ転職。
昨晩は彼女の門出を祝し赤坂の湧の台所へ。気取らないいい店でした。
刀削麺を初めて食べた。甲州のホウトウに似てる感じ。出汁は全然違うけど。
2008年05月07日
2008年05月06日
Panasonic リスーピア

あらかじめ申し込んでおいた算数パズル・マジックショーにまず参加。
「楽しいパズルやマジックを、パフォーマーさんとマジシャン庄司センセイが二人一緒に楽しく解説。自ら物事を観察し、合理的に考える力を養う、新たな形のマジックショーをお届けします。」
というふれこみだったが、そこまでの教育効果があったかどうかは疑問。ま、取り合えず、無料でパズルやマジックが楽しめました。
2008年05月05日
2008年05月04日
子供社会ニッポン?
先週のことだけど香川でベンツEクラスのステーションワゴンに乗った。
話題のCDI。3.0L V6のディーゼルエンジン。155kW<211PS>/4,000rpm、最大トルクは5リットルガソリンエンジンに匹敵する540N・m<55.1kg・m>/1,600〜2,400rpm。
パワフルかつスムーズ。ディーゼルだといわれないと全く分からない。欧州では既に20年前からディーゼル車が主流。
日本のようにストップ&ゴーが多い交通事情ではハイブリッドがいいんだろうけど、そもそも信号を作りすぎ。本来、道路交通法では横断歩道で歩行者が渡ろうとしていれば車は停まる義務がある。ルールを守れば押しボタン信号は要らないはず。
交通標識が多すぎ。欧州では、例えば制限速度は「街中は50km、郊外は70km」というふうに原則が決まっていて、後は例外のときに標識があるだけなので、標識の数が少ない。確か、一本の標識立てるのに、本体と基礎で何万円も掛かっているはず。
街を標識だらけにしているのは、子供じみている。
2008年05月03日
Work-Out
会議での役割分担をあらかじめ決め、時間厳守でドンドン進めて行き、最後にチャンピオンと呼ばれる責任者にプレゼン。責任者はその場で提案を採用するか、理由を述べて不採用にするか、あるいは足らない情報・分析を指示しなければいけない。
改善の効果とともに、時間価値の認識、結果への固執、チームビルディングに教育効果が見込まれる(と思う)。
初めての実施だったためぎこちなかったが、何はともあれ、50年を越える社歴の中で始めて部門横断的に全員参加でWork-Outが出来たことは良かった。
2008年05月01日
AIM

ロンドン証券取引所AIMへの上場コンサルティングを手掛けている証券会社が来社。
既に5社と契約しているとか。日本の新興市場低迷に伴いAIM上場への関心は高まっているようだ。あれだけのコストをかけて、あれだけしか資金調達できないなら意味ないものね。上場企業が増えるに従い、そのステータスもかってほどではないし。
現在AIMに上場している日本企業は2社。
2006年に日本企業第一号として上場したセキュアデザインの業績はその後低迷している。今年1月に上場したばかりのJapan Leisure Hotels(JLH)はラブホテル投資ファンド。不動産投資目的なのでREITともいえる。
AIMの最大の売り文句は、上場スピードとその確実性。日本では最低2年間の準備が必要だが、AIMでは過去にさかのぼっての監査も認められており、審査は3-6ヶ月で終了する。
よく知られたとおり、AIMではNormadといわれる証券取引所に登録された機関が審査他上場に関する一元的な責任を持つ。Normadが3カ月ほどの審査で上場を引受けるかどうかの最終判断を出すため、引受証券会社の審査後さらに証券取引所の審査が行われ、延々と費用をかけた上、認められなかった、というリスクが少ない。
それにしても、儲かった時は誉めないのに、損した時は取引所のせい、監査法人のせいにして非難するのは良くない。おかげでせっかく進みつつあったベンチャー企業のための資本市場があっというまに機能不全に陥った。
「角を矯めて牛を殺」してしまっている。