2008年01月
2008年01月31日
2008年01月27日
2008年01月26日
味の素
「戦前の起業家」�Л┣麑棔�今日は阪急創業者の小林一三と味の素創業者の鈴木三郎助。
味の素が発売されたのは1909年。もう直ぐ100年になるため、現在100周年記念社史を編集中とか。今日講義したのはそれに携わっている研究者。
東京帝大の池田博士がだし昆布のうまみを研究して、そのうま味の招待がグルタミン酸であることを突き止めたのは有名な話。その工業化、商品化をはかったのが葉山で薬の原料となるヨード生産をしていた鈴木三郎助(2代目)であった。
それまで世の中に無かったものだから社会に浸透するまでには時間が掛かったらしい。利益が上がるようになるまで20年掛かったとか。
また、｢原料が蛇」という都市伝説が流れ、それを否定するための広告まで出した。関東大震災で被災者のため、工場に蓄えられていた原料の小麦を供出しやっと疑いが晴れたらしい。ちなみに現在の原料はサトウキビ。
2008年01月25日
株価低迷
株価が低迷している。過去15年間上がり続けた欧米市場や、年間に何割と上がっていた新興国市場が調整するのは当たり前だけど、ほとんど上がっていなかった日本市場の下げがなぜか一番大きい。
サブプライム問題の被害が日本では少ないことははっきりしているのだから、当然、他に本質的問題があると考えるべきである。
株価は市場の需給で決まるので、買う人が多ければ上がるし、少なければ下がる。昨年の需給状況をみると、それまで買い越しだった外国人投資家が8月を機に約2.4兆円を売り越し。
サブプライム問題の問題もあるだろうが、先ほどの通り、日本だけの要因を考えるとブルドッグ問題に行き着く。
美味しいとはいえただのソース会社。国防に影響のある会社ではない。その完全に民間の問題に閣僚までが口を出し、裁判所が株主平等の大原則まで曲げてそれを支持する。
「15年もかかったが日本もようやく変わるのか」という期待があっただけに失望も大きい。世界で競争している会社は日本脱出を進めるしかない。
2008年01月23日
知りたくない現実を知る
社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!リーガロイヤル早稲田で行われた小山昇氏の出版記念会に参加。
生で講演を聞いたのは初めてですが、ウマイですね！ウマイだけでなく、儲かりそうもない業界（ダスキンFC)で長年にわたりこれだけの実績を上げているのはやはり只者ではない。
・支払手形全廃
・無担保無保証
・環境整備
など、興味深い話が一杯。
何でも「常識」にとらわれることなく、物事の「本質」を見極めることが大切だと実感。
2008年01月22日
ラックランド
夜、東証二部上場の最年少社長（32歳)ラックランド望月社長の講演を聞いた。望月社長は大学院を出た後25歳でそのまま実父の創業したラックランドに入社。(既にJASDAQ上場) 3年後の3月29日、株主総会の前夜、心臓発作で突然死した前社長の後を受け、総会当日修正動議で取締役に急遽なり（当時係長)、その後の取締役会で社長に選ばれる。(28歳) 1年後には東証二部上場を果たし、東証の最年少社長になる。(29歳)
公私混同ではなく、「公私一体」を掲げ仕事第一。平均睡眠時間は4時間とか。
｢創業者否定はありえない」
創業者を否定する二代目なら、自分で会社を作ったほうがいい、とハッキリしている。二代目として覚悟のある経営者だった。
日本語が変で、言葉遣いが無茶苦茶なのは大きな減点。社員はそれでも聞いてくれるんでしょうけどね。
2008年01月21日
365冊読破
365冊目はこれ。
図解 へえ、儲かる会社はこんなことをやっているんだ!―ここに気づくかどうか!?天才コンサルタントといわれる船井総研の小山社長の本。「はじめに」にあった
量の積み重ねは、質に転化する
という言葉が印象的。
2008年01月20日
貯めるな、使え！
大前流心理経済学 貯めるな使え!
コスモ証券主催の「新春スペシャルセミナー」に参加。流石、人気の大前研一、セミナーは受付開始後直ぐに満員御礼となった。私はコスモ証券とお取引のある会社から余りの招待券を譲っていただいた。
それで、内容だけれど、40年間に渡って海外を隅々まで回っているだけあって、ロシア、東欧、オーストラリア、中国、シンガポールなどなど現地で集めた情報を縦横無尽に駆使してあきさせない。これを原稿もなしに90分やるのだから凄いものだ。
私が今日印象に残ったのは３つ。
１．台湾
中国企業の経営を支えているのは実は台湾。2200万人の住民のうち約1割が中国大陸で働いている。中国は共産党下で服従させるための教育が永らく行われていたためマネージャーが居ない。一方、経済開放された後の有能な若者は一人っ子政策と急激な需要増で引く手あまたのため、経験不足なのに付け上がっている。この経営者、経営管理者の不足を補っているのが台湾人。台湾企業は日本から部品と製造設備を買い、人件費の安い中国で製造し、欧米で高く売る、というビジネスモデルを作っている。
２．農場の値段＝石油の値段
とうもろこしをエタノールにして燃料にするようになったので、石油が上がるということはとうもろこしの値段が上がり、ひいては農場が上がる、ということになる。既に目鼻の聞く欧米のファンドが3年前からブラジルやウクライナの農場を買い上げた結果、農場の値段が急騰した。
３．死ぬときが一番リッチな日本人
年金の3割は貯蓄に回っており、日本人は死ぬ瞬間が一番お金持ち。こうして貯められた1500兆円の個人金融資産が一部でも消費に回れば景気はいっぺんでよくなる。年金も保険も在って本来貯金など必要の無い老人にお金を使ってもらう政策が必要。
2008年01月17日
前職OB会
最初に勤めたVCの同僚と大門の秋田屋でミニOB会。やはり最後まで中に入れず、外で立ち飲みするには余りにも寒いので1時間で退散し隣の居酒屋へ。今日初めて会う同郷の後輩も参加。
私のいい会社の定義はOB会が充実していること。日本ではリクルート、野村證券などが筆頭だと思うが、どちらもあれだけ人材を輩出していながら業界一位をずーっと保っているのが凄い。世界的に見てもGEやマッキンゼーなどが有名。
私が居た会社もドンドン辞めていながら業界一位を保っているし、OB同士でも交流が活発。会社がOB会を組織するくらいやってもいいと思う。それによってさらに入社希望者が増える。
2008年01月15日
2008年01月13日
みんなでじり貧になるのか?
御手洗冨士夫「強いニッポン」 (朝日新書)
このところ「失われた10年」どころか、永遠に失われかねないような日本経済の状況について識者からの警告が相次いでいる。
「日本で「再チャレンジだ」「格差是正だ」と言いながらニートやフリーターを救うことに注力して、優秀な人材育成を怠っている間に、世界ではどんどん優秀な人材が育ってくるだろう。そうなってしまったら、企業が日本を捨てる日は遠くない。 」 格差是正はばらまき行政につながる 大前研一
「格差を認め流動性の高い社会に」 NBonline 12月21日 宮内義彦 オリックス会長
「拝金主義を非難する声もあるが、実際の日本経済は『カネを稼ぐこともできない国」になりつつある。」 日本経済新聞1月8日 p27 冨山和彦 経営共創基盤代表取締役
「競争をやめてみんなでじり貧になるのではどうしようもない。成長あっての分配。」 日本経済新聞1月10日 p5 松本大 マネックス証券社長
私はまだ読んでないが、御手洗冨士夫「強いニッポン」も同様の主張らしい。大前研一に言わせると今の日本は「内向き、下向き、後ろ向き」に陥ってしまっていると言う。
彼らの国際的視野に及ぶべくも無いが、海外の友人を訪問したり、日本であったり(今週はロンドンから来るポーランド人とニューデリーから来るインド同窓生と会う)しているとその違いを実感せざるをえない。
2008年01月12日
2008年01月11日
2008年01月10日
2008年01月08日
iKnow!
最新の学習法に基づいていて効果抜群。国際特許を多数取得している。それでいて無料！(広告収入モデルになる予定)
今年の3番目の目標は英語レベルのバイリンガルレベルへの向上。大学で中級レベルに達し、留学で上級レベルになったものの、米国駐在以降は英語を使う機会も少なかったため横ばいを続けている。単語帳も30年ぶりに作った！
SNS機能も付いていて友達と励ましながら、あるいは、他のユーザーとランキングを競うことが出来ます。私のハンドル名はここと同じShikoku88で登録しています。
2008年01月07日
日枝神社に初詣
仕事始め。午前中の定例ミーティングの後、社員全員で山王日枝神社にお参り。今日が仕事始めの会社が多いと見えて、えらい混みようだった。場所柄、金融機関勤めと思われる外人も多い。その後、さらに虎ノ門の金比羅さんにもお参り。うちは私も含めイロイロ香川に関係しているので。こちらは空いている。
近くで会食の後、私は横浜へ。2時から8時まで会議。初日から飛ばしてます。
2008年01月06日
東京消防出初式
ビッグサイトで行われた東京消防出初式を初めて見学。945からだったのに1時間遅れで行ったので、既にメイン会場は満席では入れなかった。会場の外からチラリと梯子乗りだけは見れた。その他、消防車や救急車（昨年は長女がお世話になった)を見学して帰宅。どこで聞きつけてくるのか、外人が多かったのが印象的。
ところで、救急車の値段を調べてみるとナント1台2500-3000万円もするらしい。半分が車両代で、残りが機材代だとか。これ高すぎないですか！？
元のハイエースは200万円くらい。エンジンは機材が重いということでセルシオのV8エンジンを積んでいるらしいが、セルシオ丸ごとでも600万円くらいで買えたのだから、これは高すぎるでしょう。
結局、民間需要が無いゆえの、談合価格としか思えない。
2008年01月05日
天才の習慣
正月でよい特別番組が増えるので、日頃TVを見ない私もついついTVの前で過ごすことになる。今回秀逸だったのは2日NHKで放映された「イチロー･スペシャル」。家族や友人と過ごすときの屈託の無い饒舌なイチローを私は初めて知った。
面白かったのは、「同じ時間に、同じ場所で、同じことをする」こと。昼食は毎日奥さんの手作りカレー。トレーニングメニューもバッターボックスでのおなじみの所作も判で押したように同じだ。
MONEXの松本社長も、毎朝お茶漬け、毎昼(同じ店の）出前そばだという。この辺りに人並み外れた結果を出すための秘訣がありそうな気がする。
2008年01月03日
経堂で北京ダック
正月二日目の昨日は中学、高校、大学が同じ先輩（但し、4年違いで重なっていない)に誘われ、自宅ご近所の華味屋さんへ。なんと言うことのない街の中華料理屋さん、という店構えだが、味は本格的だった。餃子が美味しい。あらかじめ予約しておいた北京ダックにフカヒレ、アワビ醤油煮込みも食べる。チョット頼みすぎですよA藤さん！それに、北京ダック以外それ程好みでもないし。｢珍味」に踊らされすぎ？とても食べ切れなくて炒飯は持ち帰り。
店は6時過ぎから地元の人で一杯でした。
