2007年09月
2007年09月29日
Worldwide Alumni Celebration Day
世界80都市で同日に実施されるイベントWorldwide Alumni Celebration Day。名前だけの国際化と違う、London Business Schoolの本当の国際性を象徴するこのイベントが27日実施された。日本では例年の東京に加え、今年は大阪でも開催。
場所が良かったせいか、飛び込みの参加も多く、開催場所のNatural Beat日比谷店は事実上貸切になった。
2007年09月28日
財部誠一
サンデープロジェクトでおなじみの財部誠一のセミナーに初参加。
１．好景気
景気は完全に回復している。人口が減少し始めた中で1-2%の成長というのは立派！これからはマイナス成長が当たり前になる。絶対的な豊かさで見ても、日本は世界最高水準を維持している。
２．海外進出
それ以上に会社を伸ばそうと思ったら、高成長を続ける海外に進出すべき。人材不足を補うため、日本に留学している留学生を採用する手もある。優良企業は既に日本を見限っている。
３．M&A
中小企業でも後継者問題を機に当たり前になりつつある。上場した日本M&Aセンターは大忙し。
という話で、偶然にも、日頃から私が言っていることと完全一致。そういう意味では行った甲斐が無かったのでアンケートのセミナー評点は低くした。一方、やはり、世界的に見れば、「こうだ」という思いを強くした。
2007年09月24日
品女に行ってきました
ホームステイ中のJessicaが通っている品川女子学院の文化祭を見てきました。考えてみると、女子高に入るのは大学のとき一時ある女子高英語部の指導をして以来25年ぶりくらい。
まずはさておき、とJessicaの発表を見に行く。簡単な台湾語の挨拶紹介。オイオイ、というくらい短い。これでいいのかJessica！
続いて、チェコから来たばかりというGabriela。チェコというのが意外。どういう経緯で日本に来たかは聞きそびれた。こちらは15分くらいしっかりチェコ語の紹介。チェコ語習ったのは初めてです。
他にも、発表はありませんでしたが、ドイツ、ラオスなどから留学してきているそうです。国際化してますねー。外人の子が日本の高校生風にミニスカの制服を着ているのが面白かった。
2007年09月23日
人類の｢平和共存」は可能か
昨日、香川から戻る前に時間があったので、母が出ている勉強会にテーマが面白そうだったので一緒に出てみることにした。講師は地元瀬戸内短期大学の近藤学長。この方も、地元の方。
戦争の種類
１．侵略戦争
２．国際紛争解決のための戦争
３．制裁のための戦争
４．自衛の戦争
現在先進国の多くの憲法では（１）は否定しているものの、（２）以下を否定している国は無く、そういう意味で日本国憲法は最も進んでいる。
しかも、第9条2項で戦力放棄をうたっているので、それが本当なら、1項で否定していないと考えられる（３）や（４）まで事実上不可能。
最近の調査では、国民の大半は�ー�衛隊を軍隊だと認識しているが、�⊆�衛隊は必要だと感じており、��ならば、憲法を改正すべきかというと、それについては意見が割れている、という状態。
私は、憲法違反状態を続けることは順法意識を下げることになるので、改憲した方がいいと思う。ただ、改憲に伴うであろう政治的混乱を考えると、もっと先にやら無くてはいけないことがある、ということになっちゃうんだろうな。
何れにせよ、田舎でこんな勉強会があって、地元の短大の学長からこんな話が聞けるとは、よいサプライズだった。
2007年09月22日
魚の養殖
夏の暑さが続く。(~_~;)昨日は朝一番で高松で会議を済ませた後、10時に高松を出発。車で宇和島に向かう。高速道路は宇和島まで後一歩のところで終わってしまうのだけど、有料道路を乗り継いで、丁度3時間で到着。距離計は250kmを指している。
昼食を済ませ、大手魚養殖飼料メーカーを訪問。「養殖のイメージが悪くて・・・」という話になった。
昔は魚の病気防止でホルマリンなど人体に悪影響を及ぼす薬が使われ、養殖はすっかりイメージが悪くなってしまった。
水産資源が枯渇する中、養殖の重要性は高まっている。天然ものの場合、海の汚染による重金属やダイオキシンなどの影響を免れないため、欧米では稚魚段階から品質コントロールが可能な養殖もののイメージは決して悪くない。
養殖業界全体としてマーケティングが必要ですね、という話で終わった。
2007年09月21日
2007年09月19日
2007年09月17日
従妹の結婚式
表参道のAnniversaireで従妹の結婚式。二人はクリスチャンではないと思うけど、やはり、キリスト教式。このところ殆どコレですね。神前はもう10年は出てないぞ。神社の巻き返しに期待。
ともあれ、補完的なお似合いのカップルで、幼稚園の頃からずっと成長を見てきた｢大きなお兄ちゃん」を自任する私としては安心した。
2007年09月16日
グローバル事業の創造
海外のベンチャーと比べて、日本のベンチャーはスケールが小さいな、と思う。その一つの理由は、殆どの企業が国内市場しか見てないこと。日本は幸いにも、世界有数の経済規模だし、日本語という壁もあり、特にサービス業に海外から進出してくることは稀だ。この結果、よく言えば、携帯コンテンツサービスのように日本独自の発展を遂げることもあるし、悪く言えば、相変わらずサービス業の効率は先進国最低水準で、結果として賃金も上がらない。
そんな問題意識を持って本書を読んでみた。著者は高井透。日大教授。早稲田商学部大学院卒。
まず、伝統的海外進出企業と創業まもなく世界規模で経営しているBorn Global Companyを分け、分析している。
後者の例として、アライドテレシス、ナナオ、レオン自動機、トルネックスを上げている。
実例研究は全て成功例で、なぜ海外進出の殆どが失敗しているか？という観点では研究されていない。それでも、この分野ではじめて読んだまとまった本だった。
2007年09月14日
QB HOUSE
先ほどまで、1000円カットの店「QB HOUSE」創業者の小西国義名誉会長の話を聞いた。ユニークなビジネスモデルで新市場を切り開いたとして、創業３年後の1998年にはニュービジネス大賞を受賞。2002年にはINSEADのケースに。2005年にはベストセラーとなった｢ブルーオーシャン戦略」で取り上げられた。日本だけでなく海外で注目されるビジネスとなり、実際に、シンガポール、香港、タイで大人気なのがとても嬉しい、という。
・私は30億円の資産を持って生まれた
「五体満足に生まれた価値はそのくらいあると思っている」
・反対を考える
銀行から借りるときは一番難しいところから借りることを考えた(静岡銀行)
・1000円は実は高い
「1000円でカット」と聞いて安いと思う人が居るが、実は1時間で6000円なので、普通の床屋より高くとっていることになる。
・引退時期
55歳で創業。5年後60歳で会長に、65歳で引退(名誉会長）した。
・市町村合併をしない町支援
福島県矢祭町が市町村合併をせずに自立出来る町づくりを目指していると聞き、応援したくて住民票を移した。年間6000万円の住民税を払っている。
2007年09月13日
神戸
昨日は大阪･神戸に出張。朝7時に家を出て、帰宅が12時の日帰りだった。夜はBS同窓生に、神戸大大学院の助教授を交えてディナー。四半世紀を超える歴史を持つ神戸フレンチの老舗Au Bec Finで最高級の丹波牛をご馳走になる。日頃ステーキなど全く食べない私だが、ま、たまにはいいでしょう。
2007年09月11日
European MBA Networking Event with Professor John Mullins
The New Business Road Test: What Entrepreneurs and Executives Should Do Before Writing a Business Plan (Financial Times)先週の会食に続き、昨晩はMullins先生をお招きしての欧州MBAの会を開催。
LBS70名、INSEAD10名他欧州MBA中心に100人以上の参加者を集め、過去最大規模の同窓会となった。
Mullins先生の、実際にあったVC投資案件を基にしたケーススタディも好評。｢久しぶりにb-schoolの活発な授業を思い出した」という声が多かった。
今回、Mullins先生の本の翻訳と本会の幹事を務めた秦さんご苦労様です。こうやって色々な同窓生が幹事を務めてくれるようになって｢回りだした」感じがする。
2007年09月08日
香川を、そして日本を、変えないかん。
書きそびれてましたが、火曜日夜アカデミーヒルズでのレセプションの後、ダブルヘッダーで赤坂へ向かいました。
叙々苑で(苦手な)焼肉を食べながら会ったのが先日の参院選で初投票を果たした植松恵美子議員。主婦で、母親で、温泉経営で、大型特殊免許とクレーン操縦士免許を持つ（実家がクレーン屋さんなので)というエネルギシュな方であった。
ここぞとばかり、日頃の政治、国の仕組みに関する疑問や、自分の考える問題点をぶつけてみる。
本人曰く、「小学校に入学して、保健室の場所やトイレの場所を覚えている段階」(笑)とのことで、具体的な政策は民主党が公表している以上のものは無い様であった。
兎にも角にも、こういった経歴の人が保守王国香川から当選するなど数年前まで考えられないことだった。今後の成長に期待したい。
叙々苑で(苦手な)焼肉を食べながら会ったのが先日の参院選で初投票を果たした植松恵美子議員。主婦で、母親で、温泉経営で、大型特殊免許とクレーン操縦士免許を持つ（実家がクレーン屋さんなので)というエネルギシュな方であった。
ここぞとばかり、日頃の政治、国の仕組みに関する疑問や、自分の考える問題点をぶつけてみる。
本人曰く、「小学校に入学して、保健室の場所やトイレの場所を覚えている段階」(笑)とのことで、具体的な政策は民主党が公表している以上のものは無い様であった。
兎にも角にも、こういった経歴の人が保守王国香川から当選するなど数年前まで考えられないことだった。今後の成長に期待したい。
2007年09月07日
ビジネス・ロードテスト 新規事業を成功に導く7つの条件
ビジネスロードテスト 新規事業を成功に導く7つの条件昨晩、台風接近の中、学校に寄付している卒業生だけを対象にした会食を実施。
ゲストはLondon Business School起業家論で『超』人気教授のProfessor Mullins。元々アメリカ人で、アパレルのGAPを含む3社のStart-upに携わり、現在ChairとしてEntrepreneurshipの教鞭をとっている。
生憎の天気のため来れなかった人も多かったが、その分、出席した人はMullins教授夫妻と密接な会話を楽しむことが出来た。
さらに、10日には同窓生以外にも開放された日本版出版記念イベントを行うことになっている。英語での講演ですが、関心ある方はご連絡ください。
2007年09月05日
Financial Globalization 東京大学・Lehman Brothers
Financial Globalization – its history, characteristics and influence on developing economies and financialmarkets昨晩、六本木ヒルズのアカデミーヒルズで開催された表記セミナーに参加。東京大学経済学部にリーマン･ブラザーズが寄附講座を開設した記念講演。
おりしも、サブプライムローンの余波冷めぬときであり、話題は金融危機の原因と今後の金融政策のあるべき姿が中心となった。
モデレーターは経済学部長の植田和男教授。パネリストは以下の面々で、それぞれこの分野での第一任の研究者だ。母校から来たPortes教授と歓談でき、次回は来日にあわせて同窓会を開催しよう、という話になった。楽しみだ。
Panelists
Sebastian Edwards (UCLA)
Barry Eichengreen (UC Berkeley)
必要な金融政策
- transparancy
- more regulation e.g. rating agency
- bank regulation
- cultivating financial markets
Richard Portes (London Business School)
・対外資産の対GDP比が1992年くらいを境に、急増している。
・近年の金融危機の原因
��non-transparency
��Fear of bubble
��Exposure of banks to securities markets
2007年09月02日
2007年09月01日
立命館大学MOT
昨年に引き続き、立命館大学びわこくさつキャンパス（BKC)大学院MOTコースに招かれ、ベンチャー経営論に二日間ゲスト参加してきました。立命館大学、この10年で関西一の私立大学になったようです。永らく同志社の後塵を拝していましたが、前学長の改革が功を奏し、左翼色も一掃したとか。私は知りませんでしたが、大学関係者の間ではこれだけ順位が入れ替わったのも珍しいと有名なのだとか。
草津入りに先立って、前の晩、京都で旧知の経営者と会食しましたが、同志社卒のこの社長も、本人の希望もあり、息子は立命館に入れたそうです。
どうでもいいんですけど、BKCの施設名が全て横文字なのには閉口。その方が学生に受けるんですかね?だって、フロンティア･アベニューにアクロスウィングですよ。｢立命」という立派な名前があるのに、今のロゴは「Rits」。リッツカールトンから商標侵害で訴えられたというのは本当みたいです。(笑)
