2007年05月
2007年05月31日
2007年05月30日
経営共創基盤
昨晩は、元産業再生機構MDで、現在、冨山COOが創立した経営共創基盤にやはり合流した堀越君にお願いして、3年間の経験を総括して同窓会で講演してもらう。驚いたのは、現場の激しさ。再生機構勤務中は週日の平均睡眠時間3時間。夕方5時から始まる支援先での週一の経営会議はしばしば徹夜となり、終わったのが翌朝ということが多かったという。
カンブリア宮殿に出演したとき、村上龍が言っていたとおり、国が作った大変難しい使命を帯びたにわか作りの組織がどう機能するようになっていったのか?
彼の意見では、斎藤社長、冨山専務、高木委員長のバランスが絶妙であったらしい。そして、最初の数件の案件を具体的に検討する中で、激烈な議論の中から取り上げる案件の基準が出来ていたという。
最先端仕事のイメージから参加希望者は多かったが、あまりの仕事の厳しさに、ある人は一日で、ある人は3日で、1週間で、一月でとドンドン辞めていったということだ。
お疲れ様。
2007年05月28日
福井総裁拝見
インド経済シンポジウム（日本経済新聞社・早稲田大学主催）に出席。インド準備銀行ヤガVレディ総裁の講演に続き、日銀福井俊彦総裁のコメントを聴いた。｢生｣福井総裁を見るのは初めて。いかにも育ちのよさそうな（本当にいいかどうかは知らない)セントラルバンカーにふさわしい顔立ち。
村上ファンド問題で叩かれたが、どうやら乗り切った。設立された当時、野となるか山となるかも分からないファンドにリスクを取って投資したのだから、あれこれ言われる筋合いは無いと思ったが。野党から、「儲ける意図があったのではないか?」という愚問があったが、投資ファンドなんだから儲ける｢意図｣は当たり前でしょう。
今でも覚えているのは、当時の読売新聞のコラム。評して、「庶民感覚とかけ離れている。」
｢庶民」が日銀総裁になった日には日本も終わりです。
2007年05月27日
大変な一日
金曜日夜の今年秋の新入生向けオリエンテーションも済ませ、いよいよ週末。犬のトレーナに来てもらう予定だけの穏やかな一日になるはずだった。早朝、いつものように犬の散歩へ。
ナンダコリャ!
地下の犬の寝床の周りはフンだらけ。いつもより30分散歩が遅くなったので我慢できなかったのか?幸い固いウンチだったので、床をそれほど汚すことなく回収。
外に出て歩き始めた途端またウンチ。それも大量に。これはおかしい、とよく見ると、腹が土管のように膨らんでいる。結局、散歩終了まで4回も大量にウンチ。
戻って餌の袋を見たら、下のほうを食い破っている。金曜日は雨で、犬がぬれないようにいつもと違う場所につないだ。餌の袋が届く距離だが、食い破るとは思っていなかった。ワンダにとっては食べたいだけ餌が食べれた｢天国のような一日」だったようだ。
夕方、修学旅行に出かけていた長女の先生から電話が入り、「アレルギー症状が悪化したので新宿まで迎えに来て欲しい。」という。実は、修学旅行初日にアレルギー発作で倒れ、ずっと行事に参加せず、旅行先で療養していたのだが、地元病院で治療を受け徐々に回復しているはずだった。
どうやら、帰りの移動でまた悪化したらしい。電車に乗れる状態では無かったので、新宿からタクシーで自宅へ。全く動けない状態。
結局、帰宅と同時に救急車を呼ぶ。昭和大学病院で診てもらったところ、かなり悪性のアレルギーということで、そのまま入院となった。
我が家で初の入院。いまから見舞いに行ってきます。
2007年05月26日
スゴイ偶然
良くこんな記事が出たなー。今日は大きなニュース無かったのかな。代々木から秋葉原へ向かう総武線の中、一つだけ空いた席に座ろうとすると、真上の棚に新聞があったので手にとって見ると日経新聞だった。(女性はこういうことしないみたいですが、男は結構網棚に放置された新聞雑誌読みますよね?)
縦に二つ折にされていて、丁度開いてたところから読み始めたら、四国の上場しているとはいえ、比較的小さな会社の記事だったのだ。
などと思いながら他の記事も読むと、それも四国の会社。
エッ？
流石におかしいと思い、欄外を見たら「四国版」だった。
日経新聞の四国版が総武線の電車の網棚に置かれていたのだった。
四国版は当然四国でしか入手できない。ということは、午前便で高松から羽田に飛行機で来たひとが、総武線に乗って読み終わったのを放置したに違いない。
大体、飛行機に日経新聞を持ち込む人は何人いるだろう？機内で読むなら新聞は常備されているが、朝の便はビジネス客で込むので、日経を確実に確保したくて持ち込む人はいる。
高松→羽田の午前便は４便。JALの機材はA320、ANAはB737。共に150席程度。高松空港国内線の搭乗率は昨年度平均で70％だったが、東京便は明らかに一番人気なので、80％とすると、150席ｘ80％ｘ4便＝480人。
10％の人が日経を機内に持ち込んだとして、48人。大半の人は機内で読んで置いていくと思うので、持ち出す人は10人程度か？
さらに大半の人はキチンとゴミ箱に捨てるはずで、それを電車に、さらに総武線で置いていく人は一日一人は絶対居ないはずだ。
その日経「四国版」を四国出身者が手に取る確率は？これもシンクロ?
2007年05月25日
The Space of Akiba 3021
PCリサクル･リユース最大手パシフィックネット（マザーズ上場）の秋葉原中央口店が明日開店する。
今日は開店前のオープニングパーティに出席。夕方から酒を飲んでしまい、ビンゴで牛タンセットを当て、次の仕事に行く途中で牛タンに気を取られて
に傘を忘れてしまった。
とはいえ、今までの秋葉原店は中古PC、ジャンク部品マニア以外は絶対に入らない店舗だったが、今度は広く大衆に？受けそうなきれいな店。場所も、秋葉原中央口を出て直ぐ左、新築の秋葉原センタープレイスビルと一等地。
これを機に株価反騰を期待してます
2007年05月24日
門倉貴史のBRICs経済研究所
エース証券主催の｢ベトナム経済･資産運用セミナー」参加。目玉はBRICs経済研究所の門倉貴史代表。HPをみても、独自ドメインすらとってないし、どうやら一人でやっている雰囲気。
それでも、日経ビジネスオンラインやダイヤモンドに連載したり、本を次々と出したりと、精力的に活動している。
見た印象は、｢マジメなエコノミスト」という感じ。華奢で、淡々と説明する。
海外に行ったり、風俗を調査したりと、パワフルな人かと思っていたが、印象は違っていた。本も読んでみたくなった。
世界の下半身経済が儲かる理由―セックス産業から見える世界経済のカラクリ2007年05月23日
2007年05月21日
できる社長は机が小さい
できる社長は机が小さい
今日は朝から横浜。ランドマークタワーのオフィスからは眼下に港が見え、天気もよくて最高。
といっても、昼休み以外は会議および来客。
来る途中電車で読んだ日経ベンチャーに興味をそそる特集があった。掃除の効果についてで、トイレ掃除で有名になったイエローハット創業者の鍵山さんなどが出ている。
特集の中に、
｢決断力アップにも効果的 最初の一歩は机の周りの整理から」
という記事があった。
著者は表記の本も出版されている臼杵由妃さん。その内容は、
STEP1 物理的に机を小さくする
幅1m以下、引き出し3段以内
STEP2 不要な書類を捨てる
書類を積み上げ、必要なものと不要なものを2秒以内で判断して資料の全体量を1/10にする。
STEP3 パソコンのデータを整理する
STEP2の要領で、不要なデータは｢ゴミ箱」へ。ショートカットやフォルダーの数を2列以内にする。
STEP4 書籍を減らす
30冊以内
STEP5 古い名刺を処分する
もらって一ヶ月を経過した名刺を対象に2秒間眺めて顔が思い出せない場合は処理
STEP6 文具を減らす
各アイテム2個以内！
どうやら｢2秒」というのがカギのようです。
2007年05月20日
大失敗
エッ
730の朝食会から、夜のロンドン大学会の打ち合わせまで忙しかった金曜日過ぎた昨日、朝からマッタリモードだった。
手帳を見ると、午後の欄に、「竹田陽一セミナー」と書いてある。
こんなの申し込んだっけ?と思いながら、そのまま夕方までのんびり。夕方またしても溜まったメールを処理していて、そこに「竹田陽一セミナー入場券」を発見。
ナント、先週の高松出張の直前に自分で申し込み、その後、出張に出てメールをためてしまい見落としていたのだ。
セミナー代の15000円はクレジットカードで支払い済み。そのことさえ忘れていた。
丸損の上、なかなか無い機会を逃してしまった。ハァー。
ま、こういうこともある、ということで。
再発防止策：
�（�からなかったらメール検索
�▲瓠璽觸萢�速度を上げ、メールを溜めない
��週末の予定も先まで確認
2007年05月19日
長谷川慶太郎の金持塾
昨日は朝730から半蔵門で朝食会に参加。その名も「長谷川慶太郎の金持塾」。12回セット(毎月）で会費100万円という勉強会である。
長谷川慶太郎に会うのは初めて。1927生まれなので今年80歳！1968年から経済評論家として40年近く現役、ということになる。
2時間の間、原稿無しで実例、具体的数字を入れながら、よどみなくしゃべる!
例えば、こんな具合。
「イギリスで産業革命が起こり、近代製鉄業が始まった頃、鉄1t造るのに石炭が30t要った。今日本では0.7tで済む。アメリカは1t。中国では2.5t必要。日本の製鉄業の技術は世界一だ。」
丁度、その後、ランチを製鉄の専門家としたのでこのことを本当かどうか聞いてみた。答えは、｢説明を途中はしょっているところはあるが、おおむね正しい。」
感じたのは、長谷川先生、この仕事を心の底から楽しんでいる、ということ。本当に楽しそうにしゃべる。これが元気でボケない秘訣のようだ。
2007年05月15日
2007年05月14日
大和日英基金
今朝は高松で投資委員会。会社事業自体は良い案件であったが、スキームのリスクから否決。もっと時間があれば別の方法もあったのに、と悔やまれる。
昼過ぎの便で羽田に移動。今回は犬が一緒。いつもは他人が来ると直ぐ吠えるのだが、空港で周りが人だらけでも大人しい。明らかに、緊張している様子。大丈夫か、ワンダ。
羽田で受取。1時間のフライトに前後も併せて1.5時間くらい一匹になった。タクシーで自宅へ。タクシーの中で一生懸命心を落ち着けて昼寝しようとしているのがいじましい。
夕方、ワンダを一人置いて、英国大使館へ向かう。イギリスの学校の日本同窓会長をやっている関係で、大和日英基金の大和スカラー修了生100名達成記念に呼ばれる。これは大和証券が基金を提供し、19年前から、日英間での留学生に奨学金を提供しているもの。MBAも昨年から対象になった。
大使公邸で行われたため、英国大使Sir Graham FryとLady Fry(日本人であった)とバグパイプに出迎えられる。Sir Grahamのスピーチに続き、基金理事長の挨拶。
次にスピーチしたのが、本日の名誉ゲスト高円宮妃殿下。冒頭、かなり長くなった理事長のスピーチを受けて、
Thank you for giving me extra time to think about what to say.
と切り出し、見事なツカミ。前半日本語、後半英語で自らスピーチをし、これがメチャクチャうまい。話の構成、語り口、ユーモアともパーフェクト。どういう育ち方をしたのか存じないが、さぞや小さい頃から公式、非公式に訓練を受けていると思う。
続いて、大和証券グループ本社原会長による乾杯の音頭。
5月の気持ちの良い夕暮れ、バラの花が庭を飾る英国大使館の宵はふけていった。
2007年05月13日
高瀬での週末
金曜日のNHK番組、ナント、四国のみの放送でした！慌ててチャネルをひねった皆様、失礼しました。<m(__)m> 金曜日の夜8時から45分もローカル番組やるとは夢にも思いませんでした。最も、連絡した方の殆どは、｢今、外」、「まだ仕事中」、「出張中」だったようです。
昨日はのんびりして、blogの更新も失念。昼は、地元で明治から続く「小野うどん」で地元に戻っている大学後輩と。中学の同級生が四代目。この味を高瀬に残して欲しい。繁、ガンバレ。
今日は観音寺の将八うどん本店へ鉄工所のI社長と。地元の政治経済情勢についてお話いただく。いつもご馳走様です。
家に戻ってから、新家に放置してあった自転車を整備。家に置いておいた私が通学に使っていた自転車はいつの間にか廃品回収に出されていた。今日のような春うららな日、昔のように自転車でウロウロするのもいい。
昔は大人も自転車に良く乗っていた。買い物に行ったり、農作業に行ったり。30年たった今、道路で自転車に乗っているのは中高生のみ。皆車を持つようになり、また、歳を取った。
そんなことを考えながら、錆落しをしたり、注油したりしているうち、つい夢中になり、最後はワックスまで掛けた。そう、中高生の頃、自分の自転車が嬉しくて磨き上げていた気持ちに戻って。
2007年05月11日
2007年05月10日
今日から高松
メーカー再生入門―再建型私的整理とハンズ・オン投資の実務
この後、飛行機で高松に移動します。来週月曜日まで居ます。週末は実家の高瀬に居ます。
昨日は、産業再生機構に居た後輩に会いました。冨山COOが機構の同僚と創った新会社「経営共創基盤」に参加しています。現在資本金1億円、役職員20名。年内にそれぞれ100億円、100人体制にするようです。
｢名は体をあらわす」
後輩は新会社の理念を熱く語っていましたが、カタカナからさらに進み、アルファベットで登記できるようになったので｢外資系?」と間違う会社も多い中、聞いただけで何をやる会社か伝わってくるのは逆に新鮮ですね。
2007年05月08日
プロフェッショナル 仕事の流儀
エルピーダは蘇った 異色の経営者坂本幸雄の挑戦
先ほどNHKで「プロフェッショナル 仕事の流儀」があった。私がよく見るTV番組はこれと、TV東京の「カンブリア宮殿」と「ガイアの夜明け」、それに時々映画。以上、である。
今晩はエルピーダメモリの坂本社長。これは面白かった。ナント日体大出身。日体大出身の大企業社長なんて聞いたことが無い。
本人も体育教師を目指していたのに、教員試験に受からず、仕方無しに親戚の紹介で入ったのが日本TI。半導体も英語も知らず、最初は倉庫係だった、というから驚く。
全くやる気が無く、早く帰宅したいために、いかに仕事を早く片付けるかを工夫していたところ、それがアメリカ人の上司に、「坂本は仕事が早い」と目に留まり、工場の中枢である生産計画に抜擢されたということ。
仕事は即断即決。より良い判断を直ぐ下すために、日頃から情報収集に余念が無い。計算は何の変哲も無いB5ノートに自分で書いて。これで何百億円という投資判断をする。
･通勤は電車（痴漢冤罪に気をつけなきゃ!)
・社長以下社員は全員「さん付け」
・出張は社長から一般社員まで同じ規定（6時間以下はエコノミー、それ以上はビジネス)
・会議は1時間以内。判断に必要な情報は各自が常日頃から持ってなければおかしい。
・役員会も週一回、1時間以内。
等々。
2007年05月07日
連休明け
経営者、15歳に仕事を教える
思いっきり遊んだでもなく、ずっと仕事をしたわけでもなく、溜めてしまった面倒な諸事を片付けているうちに連休が終わってしまった。本だけは一週間で30冊読んだ。
連休明けの今日は電話が掛かりまくり。携帯の着信を見たら20件あった。流石に、これだけ掛かってくると慌しい。
先ほど仕事を終えたばかりなので、今晩は読書できそうに無い。
そんなわけで、昨日読んだ中から、本書を紹介。
著者はIBM会長で経済同友会代表幹事の北城恪太郎氏。著者の自伝的内容となっており、人生の(成功した)先輩が、半生を振り返って後輩に教える、というスタイル。
この手の手法は、NHKの「ようこそ先輩」が先鞭をつけたのかどうか知らないが、企業の社会貢献ともあいまって増えているように思う。小中学生を対象に早稲田大学院が行っている｢キッズマーケットキャンプ」みたいなものもある。
子供に理解してもらおうとすると、自分が本当に分かってないと教えられない。難しいことを簡単に言うのが一番難しいわけだが、その意味でもこういった機会は重要。そして、人は他人に教えることによって自分が一番伸びる。
2007年05月06日
「超」手帳法
「超」手帳法
衝撃の『「超」整理術』以来のファン。｢超」シリーズは随分読んできた。勿論、「超」整理術は今でも私の主流のファイリング方式。長らく一ツ橋の教授だったが、定年後(だと思う)早稲田に来てくれて嬉しい。
この本でも直ぐ使えるヒントを得た。
一番参考になったのは、一日の時間帯の使い方。考えてみれば、自分のルールを決めてないため、やっている内容が時間帯に合ってないため効率が上がらないことは多い。
野口氏はこうやっているそうだ。
午前 自分のための時間帯＝アウトプット活動＝能動的な仕事
午後 講義、面談、打ち合わせ、会議、講演、事務連絡(メール処理)
つまり、「人と会ったり連絡する」仕事ですね。
夜 読書＝インプット活動＝疲れているので
最低限、寝る前にテレビを見ないように！
私もなるべく午前中にはアポを入れないようにしているが、メール処理などで時間を取られ（一日3時間は使っているだろう）能動的な仕事とは言い難い。
様々なメールが来るので、考えがあっちへ行ったりこっちへ行ったり、で余計に時間が掛かる。リンクを見に行ったため、そのまま深みにハマって時間が経ってしまうことも多い。
一時はメッセージルールでフォルダに自動分類していたが、PCを新しくした時に再設定が面倒だったのと、これからは検索で対応できるのでは、と移行しないまま止めてしまった。（移行する方法もあったのか?)
メール処理の有効な対処法を知っている方是非教えて下さい。
ちなみに時間管理で私がやっている工夫を紹介すると、
・ランチの活用
どうせ食べるわけだし、普通に面談するよりより親しくなれる。人と会うときはまずランチから入れる。
・夜はなるべく入れない
ランチが平均1時間で終わるのに対し、夜入れると必然的に飲むことになり平均3時間掛かる。しかも、私が酒に弱いせいもあり、帰宅してからも仕事にならない。相手から特に誘われない限りは入れないようにしている。
・いっぺんに会う
一対一で会う必要性のないときは、その人に紹介したら喜びそうな人にも声を掛け、一緒に会うようにしている。紹介をすることで(目論見どおりなら)双方に喜ばれるし、人脈維持のために人に会う回数を節約できる。年に一回くらいは直接会わないと人脈は繋がらない。1000人に年一回会おうと思ったら、一人ずつ会っていたのでは毎日昼･夜と入れても間に合わないし、お金と体が続かない。
2007年05月05日
大富豪になる人の小さな習慣術
大富豪になる人の小さな習慣術
昨日今日と夏のような日差し!実際、25度を超え夏日だったようだ。
連日溜まっていたメール処理など。午後気晴らしに図書館へ。
ちょっと気恥ずかしくなるタイトルだがこれを読んでみる。最近のこの手の本にありがちな安易に企業を勧めたり、投機を煽るようなことがなく安心して読めた。監訳は目いっぱいのレバレッジで不動産投資を勧めている金森重樹さんなんですけどね。
新しい習慣へのプロセス
�／瓦魴茲瓩�
�⇔祿阿鯒Г瓩覆�
�Ｂ梢佑謀舛┐�
�ぜ�分の姿を思い浮かべる
�シ�り返し自分に言い聞かせる(元のタイトルは「主張してみる」だったが、これは誤訳?）
�Ψ兮海藁呂覆�
�Ъ�分にご褒美
これは良くまとまっていると思いました。早速、実施してみます。特に�Г麓�立してからは｢どうせ自分の金だから」と実施してなかったような。子供の頃は直ぐに「あれしたら、これ買って」とご褒美を要求してたんですけどね。(笑)
2007年05月04日
日本国憲法施行６０周年
今朝の新聞を見たら、「国会議事堂特別参観」との記事。
日本国憲法施行６０周年を記念し、憲法記念日の昨日と今日だけアポ無しで見学可能、との事だったので早速出かける。
国会議事堂内に入るのは初めて。流石、戦前の日本が国威をかけて建築しただけの事はある。戦争で破壊されなくてよかった。
奇異に思ったのは、未だに速記で議事録を取っていること。質問したところ、音声認識では80%位の正確さしかなく、速記だと95%正確なのだとか。しかし、大変な集中力が必要なので、5-10分で交代するということ。
一見正当な理由のようだが、勿論、これには矛盾がある。80%を機械が自動的に文章にする音声認識なら、人件費は20%で済む。速記は最初の95%も、その後の反訳（速記は「音」だけなので普通の文章にする必要）も人がやらないといけない。
結局、国会の会議録は、両院の規則により「速記法」を使用して作成されることが定められていることが速記が残っている最大の理由のようだ。
現在、衆院で約100人、参院で約80人の速記者が特殊な符合を使い、発言を記録している、ということなので、あわせて180人。経済合理性があるなら、民間企業でも使われるはずだが、そんな話聞いたことも無い。
特殊な世界なので、人件費も高そう。福利厚生まで含め年間一人1000万円として(そこまで高くは無いか?)、年間18億円!
地方議会も同様の規定があり、速記者を使っている、と聞いたことがある。全国で1000人はいないと思われるこの職業、いつまで残るのだろう。
2007年05月03日
ローマとヴェネツィアに学ぶ経済発展の条件
東京は快晴。ここ二、三日漸く春らしくなった。4月の引越しやインフルエンザで後回しにしていたモロモロに取り組みつつ、末っ子と図書館へ。
「週刊エコノミスト」5月1・8日合併号に載っていた塩野七生の記事を読む。
�．蹇璽泙和申ゞ気如�多様性を認める社会だったので発展した
�∈把禪造亮匆駟歉秬�度を備えていた
�３丙垢聾把蟆修�いけない
�△亮匆駟歉磴蓮∩柑毀院�18歳以上の男性で奴隷は含まない)に小麦を1日1kg配給するというもの。「収入幾ら以下」とかすると、基準が難しいし、調査の手間が掛かる。なので、配給する小麦は最低品質のものとし、且つ、配給を受けるためには長時間ならばなければならなかったという。
これにより、自然と必要の無いものは取りに来ない、というわけだ。これは今でも使えるちょっとした知恵だと思う。
ちなみに、1日1kgの小麦というのは今に直すと、月14000円程になるとか。日本の生活保護制度では月19万円貰えるらしい。
そういえば、青森でわが子を橋から落として殺害した容疑で逮捕された母親も働かずに生活保護を受けていた。隣町で暮らす実母も生活保護を受けていた。離婚後実家に戻って一緒に生活するよりも、生活保護を受けて無料の村営住宅で暮らすほうがいいらしい。
支給内容が適当か、支給水準が適当か、議論があってもいい。
2007年05月02日
それでもボクはやってない
こっちは痴漢冤罪を扱った周防正行監督の10年ぶりの映画だが、悲しいことに、私の先輩がこれに陥った。
事件が起こったのはある週末の正午。当然電車は空いている。先輩は日頃の疲れから寝ていたらしい。
その眠りを破ったのは、「あなた起きてよ!」という金切り声。何がなんだか分からず、兎に角、丁度降りる予定の駅だったのでホームに降りる。
「あなた私を触ったでしょう！」
寝ていたので自覚は無かったが、隣だったので体が触れたかもしれないと思い、まずは駅事務所に入り第三者立会いの下で冷静に話を聞こうと思ったということ。これが大間違い!駅事務所に入ったとたん、取り調べも何も無いまま、私人による現行犯逮捕ということになるらしい。
先輩は当然否認する。ところが犯行を認めなければ2-3ヶ月は家に帰れない、と言われ、「それでは仕事を失ってしまう！」と考えた先輩は断腸の思いで、「寝ていて無意識に触ったのかもしれない」という線で認めてしまう。この間相手の女性は別室で｢執拗に触りまくられた」と主張していたらしい。
示談で終わるはずだったが、これがなぜかマスコミに洩れてしまう。社会的立場のあった先輩は騒ぎを大きくしないため辞職。
どうせ失職したので、「さあ、戦うぞ」という姿勢を見せたとたん、相手は被害届を取り下げてしまう！
白昼の空いた電車である。隣の寝た人が寄りかかってきたなら席を替わればいいだけのこと。まして「触ってきた」とするなら直ちに席を替わるだろう。
一体相手の女性は何を目的としていたのか?異常な自意識過剰だったのか。それとも辞職させるのが目的で仕組まれた罠だったのか。
クワバラ、クワバラ。
2007年05月01日
FREE TIBET!
護国寺で行われているチベット・スピリチュアル・フェスティバル2007に参加。昨日までは連休ですごい込みようだったらしいが、今朝は空いていて快適。
チベット亡命政府の日本代表機関「ダライ･ラマ法王日本代表部事務所」が主催するこのイベント、日本人にもっとチベットに関心を持ってもらいたい、ということで開催しているらしい。
1950年代に中国人民解放軍の侵略を受けて60年。確かに、一般の関心は高くないだろう。侵略の悲惨な様子はSeven Years in Tibetで映画化された。その後も弾圧が続き、死者は120万人にも上るという。
チベット「自治区」におけるチベット人は600万人。中国は他地域における人口爆発を吸収すべく、チベットへの移住を推進。今では、中国人が750万人とチベット人を数でも上回り、政治経済の中枢を占め、チベット人は二級市民扱いで貧富の差も開いているらしい。
我々は同じ仏教国として、アジアの同胞として、チベットを忘れてはいけない。
