2006年06月
2006年06月30日
Arrived in London - totally shattered
I spent very busy last few days in India.
I managed to see a few alumni in Chennai, which was good. The dinner took place at the Madras Club, the most prestigeous club that goes back to the colonial times.
Next morning I took a 6am express train from Chennai to Bangalore. This non-stop train covers 470 km in 4h 45 min. Not very fast but this is the fastest available.
After three meetings in Bangalore, I had a fever. Not exactly sick but I was so exhausted. I felt like my body was all in lead.
But the trip had to go on. Again I woke up at 5 am and a chauffer-driven Mercedes (VERY rare in India as it is a lot more expensive here than in Japan) took me to the Airport.
Jet Airline was better than the Indian Airlines I took from Delhi to Chennai. After 9 hour flight from Mumbai to London, I finally got to my friend's apartment after wandering around in town for 6 hours! Why? Well, that's another story...
2006年06月27日
チェンナイ(マドラス)に到着

日曜日、3時間遅れの飛行機でマドラスに到着。機材到着が2時間遅れの上、空港の出発順番待ちのため機内で1時間待機。
デリー空港は一日575便も発着しているのに、滑走路が一本しかないため慢性的に遅れるらしい。発着間隔は3-4分毎。羽田より過密。利用客も2000年の2万人が現在倍になっている。
チェンナイはタミル・ナードゥ州の州都。人口約6百万人強で、インド5番目の大都市。
夕方海岸に出てみる。広い!連れて行ってくれた現地のRotarianによれば、世界で2番目に立派なビーチだとか。(一番はブラジル)
日曜日の夕方ということで、海岸は家族連れ、カップルで溢れていた。しばし仕事を離れくつろいだ。
2006年06月26日
インド国立博物館見学
Shooting an Elephant (Penguin Modern Classics)
金曜日にデリー郊外のGurgaonを一日訪問。35km位の距離だが、高速道路どころか国道程の道も無いので1時間掛かる。
インフラ整備の遅れはインド全体の問題のようだ。この点、政府の力が強く、道路でも空港でも造るとなればすぐ作れる中国に軍配が上がる。
土曜日は今回の出向中唯一の休日。ニューデリー市内を観光した。
寺院と国立博物館を見学。あのインド独特の精緻な彫刻群に圧倒される。あんなに精密なものを作れる国民と、外での喧騒がどうも一致しない。
私のお気に入りは象の格好をしたGanesh。シバの子供らしい。インド人は象が好きらしく、象そのものの彫刻も良く見かける。学生の頃読んだGeorge Orwellのエッセー "Shooting an elephant"を思い出した。こちらはイギリスのインド植民地支配の矛盾に著者が気づく話で、象そのものには関係ないけど。
国立博物館はインド国民は入館料Rs10(26円)に対し、外人はRs300(780円)。外人料金にはオーディオガイドがセットになっているとはいえ、30倍!
オプションで、写真撮影の場合はさらにRs300が追加される。
内容からして高くは無いけど、歓迎されているような気がしなくて、ちょっと気分悪い。
2006年06月23日
2006年06月21日
2006年06月17日
コーポレート・ファイナンス
コーポレート・ファイナンス―日本の実務に役立つ
昨晩は、インドに昔駐在し、現在も頻繁に訪問しているインド通のビジネススクール同窓生と、六本木ラージマハールでインド料理を食べながら、インド出張のノウハウなど。食べ過ぎ。
今朝は5:30起き。どうも、家で無いので熟睡できない。
高松から持参した「コーポレート・ファイナンス」の続きを読む。著者の村藤さんはビジネススクール先輩。
コンサルティングファーム、投資銀行で長年コーポレート・ファイナンスの実務に携わってきた村藤さんらしく、MBAで習う内容が簡潔かつ実務に則して書かれている。
コーポレートファイナンスを始めて学ぶ人、また、私のようにおさらいしたい人に最適。
朝8:30に出社してみたら、カギが開いてない!考えてみたら、今日は土曜日だから当たり前か。誰かいるだろう、と甘く見ていた。近くのカフェで10時まで暇つぶし。
アチャー、まだ誰もいない。うちベンチャーじゃなかったんだっけ??
諦めて、家に一度戻る。
2006年06月15日
日本のベンチャーキャピタル
[概論]日本のベンチャー・キャピタル [単行本]
一昨日の投資委員会で地元小売企業に出資決定。小額ですけど。
昨日から上京しています。さて、VC本第3弾。
「日本のベンチャーキャピタル」という題の本は過去にも何冊かあったが、これは決定版といって良いだろう。
先に紹介した本のように特定の読者に絞った分かりやすい本ではない。日本のVCを取り巻く環境、諸外国との比較、投資手法などが統計資料を駆使し、淡々と書かれている。
大学の教科書としては最適であると思う。一方、VCから資金調達をしたい起業家にとってはVCファンドのパフォーマンスが米国と比べてどうであれ関係の無い話なので、お勧めしない。
2006年06月13日
ベンチャーキャピタルからの資金調達術
ベンチャーキャピタルからの資金調達術 VCがお金を出したくなるビジネスプランのつくり方
週末読書第二段目。
VCから資金を調達したい起業家にとってよくまとまった入門書。
著者は、公認会計士で、大手監査法人で監査、税務申告に携わった後外資系通信ベンチャーのコントローラーを務め(一年ほどで辞めたようですが)、その後大手VCに務めたという経歴の持ち主。
投資する側、される側、そして第三者の会計士として調査する立場、全てを経験していることがコンパクトに、バランスよく、VCから資金を調達したい起業家にとって必要な最低限の知識をまとめている。
2006年06月12日
入門ベンチャーファイナンス
入門 ベンチャーファイナンス―会社設立・公開・売却の実践知識 [単行本]
出張から戻って初めての週末。明日開催される投資委員会に掛ける案件の準備をしながら、やっと本を読む時間が出来た。
友人の友人が書いた本をチョイス。
体裁の感じより中身は読みやすい。特に、著者が東大在学中に設立、経営、そして売却したソフトウェアの受託開発会社の話が冒頭に出てきて、ストーリーがあることが無味乾燥になりがちなファイナンス本を身近にしている。
ベンチャー本はVCとの関係を書いた本が多いが、この本はタイトルにあるとおり、設立から公開、そして「売却」までカバーしているところが特徴となっている。
この辺は、GSのプライベートバンキング部門でオーナー社長相手に活躍した著者の実体験が生かされ、単なる「こういうほう方がありますよ」という紹介のみならず、その背景にある考え方まで紹介されている。
逆に、VC関係の記述は少なく、独立系VCでおそらく一番活躍しているVCが例として挙げられないなど不完全で、VC出身者ではない著者の弱点もある。
今までの日本のベンチャーは公開後もオーナーシップにこだわる会社が大半だったが、今後、米国のように設立時からEXITまで考える会社が増えてくるのか?
何れにせよ、これからベンチャーに携わる人全てにとっての良書であるとおもう。
2006年06月09日
FD

更新が遅くなりましたが、一昨日は地元国立大学ビジネススクールでEDではなくて(笑)FD(Faculty Development 「FDをお願いしたい」といわれ、「それ何ですか?」と聞き返しましたが、教授陣の研修ですね)で講演してきました。
タイトルは「ビジネススクール世界競争に勝つLondon Business Schoolの場合」。
ちょっと大げさ。
学校紹介と、世界のTop10BSとの競争状況、入試の仕組み(卒業生が世界各国で面接試験をする点に特徴)などを説明しました。
反応としては・・・
「我々は同じ舞台で戦ってはいけない。違う道を目指す。」
という健全なものでした。
でも、その「違う道」が「地域に根ざした」という点では決まっているものの、「その中でどうやって採算に乗せていくか」という点が不十分なようでした。
2006年06月07日
徳島大学ゲノム機能研究センター

あるベンチャーのヒアリングのため、昨日、徳島大学ゲノム機能研究センター を訪問。2週間溜まりに溜まった机の上の郵便物の山を横目に(前日は重要メールへの返信で手一杯)、朝高松を迎えに来てもらった車で出発。
遺伝子研究と言えば、東大医科学研が有名。国家予算もドーンと付いている。
徳島大学は、それに比べれば限られた予算でユニークなアプローチを取っているようだ。
思えば、LEDの中村教授もジャストシステムの浮川社長も徳島大学出身(工学部だけど)。
それにしても、医学部と付属病院のある蔵本キャンパスは、車だらけ。駐車場かと見まがうほど。
付属病院の前は、客待ちのタクシーがエンジンかけっぱなしで延々と待っている。それで、本人は暑い中、外で他の運転手とダベッているのである!
運転手の待合所でも作ればいいと思うんですけどね。