2005年05月
2005年05月31日
バスと電車
何しろ香川に住むのは23年ぶりなので､いろいろ変わったことがある。例えば、その間にすごく道路が増えた。たまに実家の車を借りて運転すると戸惑ってしまう。
それに伴い交通事情が変わった点もある。
昨日は、早朝に家を出て松山に向かう予定だった。
出発前に一仕事してから行こうと思った私は朝5時からPCに向かっていた。7時。ヤバイ、もう行かなきゃ、と思い、身支度をはじめ腕時計を身につけたら、ナント既に7時10分。机の上の時計が遅れていたのである。
コトデンに乗り、築港まで出て、そこから徒歩3分のJR高松駅から特急で向かう予定だったが、最初のコトデンに乗り遅れてしまった。
とにかく外に出てタクシーを拾おうとするが、あー、ここは東京ではなかった。タクシーは全く通ってない。
遅刻を覚悟し、一緒に向かう予定だった銀行の人に電話を入れる。
「コトデンに乗り遅れたので、特急にも間に合いません。後で追いかけます。」
「高速バスを調べてみたら？」
バス？
思ってもみなかった。そうだ、私が居ない間に高速道路が出来、高速バスが四国各都市間を結んでいるのだった。
JR特急の15分後発のバスに上手く乗れた。そうしたら、ナントこのバス特急と同じ時間で松山に着くのだ。しかも安い！半額まで行かないが、特急の6割程度で済む。
難点は長時間本を読むのが難しいことである。本を読むにはやはり電車のほうがいい。
2005年05月29日
けっこうやるね。2005年05月26日
やってしまったー！2005年05月24日
テキサスのかき氷売り
暑い。完全に真夏の日差し。気温は華氏102度というから、摂氏39度にも上る。こんな中、車で走り回っていたら、住宅街でかき氷を売っている少年を見つけた。かき氷とは珍しいので車を止めて、買い求める。
聞けば、13歳で、ここのうちに住んでいる友達と二人で組んで小遣い稼ぎをしているのだという。
売れている？という聞いたら、「まあまあ。今日は10個売れた。」という。3人で買ったので、これで13個だ。
同じ小遣い稼ぎでも、家の手伝いをして親から貰うのではなく、他人にサービスを提供して対価を稼ぐ。
HBSで教えていた竹内教授（現、一ツ橋）の話では、マイケル・デル（デル創業者）は高校生のとき、新聞の新規契約を取る歩合のバイトである工夫で契約を取りまくり、BMWを自分で買ったそうだ。
小中学生から「稼ぐ」ことを実践しているアメリカ人を相手に、同じビジネスという舞台で競い合うのは大変だ。
2005年05月23日
テキサスのお金持ち
金曜日は朝からデベロッパー、弁護士、会計士との打ち合わせ。 昼は市開発局の人の紹介で、地元の資産家にカントリークラブでごちそうになる。 その後、ご自宅と牧場を見学。自宅は600�屐�ウーン、広い。ここに老夫婦2人だけで住んでいる。ゲストルームは勿論のこと、テレビの部屋とか応接、ダイニングルームとかすべて別。トイレは7つある。聞き忘れたが、やはり掃除はメイドに頼んでいるのだろうか？ 牧場はさらに驚き。600エーカーというから、73万坪＝2.4平方キロある。元々牧場主ということではなく、地元出身なのだが、オハイオで会社を経営していて、引退して7年前に戻ってきたという。成功するとテキサス人は牧場を買うのだという。 所有しているが、牧場の仕事を自分でするわけではないので、マネージャと作業者を2人雇っている。 牧場のガレージには趣味のクラッシックカーが2台と車2台にバイクが3台。これが全部一人用なのである。どおりでモノが売れるわけだ。 もう年だから、この牧場を売りたいので買わないかという話なのだが･･･。 写真：リンドンジョンソン元大統領の牧場（LBJ Ranch)2005年05月21日
San Antonio
全米で2番目に大きな州テキサスで2番目に大きな都市。（最大都市はヒューストン）鹿児島と同じ緯度にあり、同じく暑い。湿度は年間を通じて60%と日本の夏に比べれば低く、冬に比べれば高い。
人口は120万人。全米では第8位になる。サンアントニオ圏ということでは180万人に上る。人種別では、
ヒスパニック 62%
白人 30%
黒人 6%
白人は市の北部に集中し、ヒスパニックは南部に集中している。飲食店でも、人種別に人気店が分かれているのは一部地域を除いた米国に共通か。
興味深いのは、先進国で唯一人口が着実に増えている米国の中でも、人口の伸びが高いこと。2000-2003の3年間で6.1%増加している。これは全米50万人以上の都市で4番目の成長率だった。
1. Fort Worth, TX 9.4%
2. Charlotte, NC 8.1%
3. Las Vegas, NV 8.1%
4. San Antonio, TX 6.1%
ヒスパニックの高い出産率と、退職後のベビーブーマー流入が見込まれることからこの傾向は今後も続くと予想されている。
日本に関連するニュースとしては、トヨタが進出したこと。現在建設中のピックアップトラック工場は来年稼動予定で、2000人雇用の計画。
あと、どういう経緯か知らないが、熊本市と姉妹都市となっている。
2005年05月20日
東大
暑い。サンアントニオ（テキサス）はもう夏だ。先ほど着いた。成田を出発前、東大に寄ってきた。恥ずかしながら、東京に20年住んでいながら、東大に足を踏み入れたのは初めてだ。
今回は、民間企業の常務から東大の副理事に転職した高校の先輩から、「一度遊びに来て」という事で出国前に立ち寄った。
印象：恵まれている。流石、学生一人当たり予算ダントツNo.1の大学だ。
この先輩は産学連携の担当をしていて、大きな課題の一つは、民間から基金を集めることなのだという。日本でおそらく一番資金の豊富な東大でも、米国のトップクラスの大学と比べると見劣りする。例えば、ハーバードの基金は2兆円あり、毎年の運用益が1000億円に上る。
貧乏私学に学んだ私としては、羨ましく感じた。高校生の頃は税金を払っていなかったのでそういう意識は無かったが、今もし高校生に返って選択できるなら、もう少し頑張って東大を目指すだろうな。
写真：せっかくなので、三四郎池が見える山上会館の教職員食堂でランチしました。
2005年05月17日
駐車場に吊られているJAWS。2005年05月16日
2005年05月14日
昨日東京から高松に戻ってきて、今日も仕事。2005年05月08日
｢本当の学力｣は作文で劇的に伸びる
引越し荷物の整理も、やっとこの連休で片付き、本を読む時間が出来た。
手に取ったのは｢本当の学力｣は作文で劇的に伸びる（芦永奈雄）。
｢作文が出来ると、全ての教科が出来るようになりますよ。なぜなら、人間は言葉を使って生きているから。」という単純明快な主張。
書く為には、よく考えないといけない。そして､書く題材を探すため良く観察するようになる。結果､思考力がつく。
面白いのは、アマゾンのレビューが賞賛と非難に完全に二分されていること。これほど評価が分かれるのも珍しい。
私自身は、細かいこと言わずに、書くことの大切さを再認識させられた、ということで高評価とします。
「本当の学力」は作文で劇的に伸びる
手に取ったのは｢本当の学力｣は作文で劇的に伸びる（芦永奈雄）。
｢作文が出来ると、全ての教科が出来るようになりますよ。なぜなら、人間は言葉を使って生きているから。」という単純明快な主張。
書く為には、よく考えないといけない。そして､書く題材を探すため良く観察するようになる。結果､思考力がつく。
面白いのは、アマゾンのレビューが賞賛と非難に完全に二分されていること。これほど評価が分かれるのも珍しい。
私自身は、細かいこと言わずに、書くことの大切さを再認識させられた、ということで高評価とします。
「本当の学力」は作文で劇的に伸びる
2005年05月06日
呉
昨日までの三連休を利用して、呉に行って来た。12年前の夏、3ヶ月研修ですごした場所だ。当時と変わったのは、
・有料アミューズメントパークだった呉ポートピアが潰れ(確か、第三セクターだった）、無料の呉ポートピアパークとなっていた。
・大和ミュージアムがこの4月に出来た。
・大和を造ったドックが埋め立てられた。
くらいか。
変わってないのは、
・なんとなくガラが悪い(笑)
・でも、一旦仲間とみなされると親切
・本来、風光明媚なところに所狭しと醜悪な工場群が建っている
ことか。
大和ミュージアムは出来たばかりで余りの人気に、入館を諦めた。また今度。その代わり、昔からある入船山記念館に行って来た。こちらは、旧呉鎮守府司令長官官舎(平成10年国重要文化財指定）を中心にした施設で、ホンモノなのが嬉しい。
http://yamato.kure-city.jp/exhibition/exhibition.html
写真：大和が造られた旧海軍工廠(現IHI）のドック
