2005年04月
2005年04月30日
運動会
今日は中学校の運動会。
東京に居たときも、通っていた小学校で、確か一、二度、「秋は行事が多いので」という理由で春に運動会があった。
今日の高松は快晴。真夏のような日差しで、確実に30度を超えていたと思う。
それはいいのだけど、集団長縄跳び?を見て気になることがあった。
同じクラスの男女20−30人が入って跳ぶのだが、男女がきっちり二組に分かれている。当然、男子の方に背の高い子が多い。クラスによっては、同じ男子の中でも全く背の高さを考慮して配列していない。
終わってから「あれは、男女別々に入らないといけない、というルールだったのか」と子供に聞いてみたら、そうではないという。決められた人数の男女が何回跳べるか、それだけを競う競技だという。
これを聞いて暗澹となった。生徒はまるで勝つためにどうしたら良いかを考えてない!勝とうという気がないのか、勝つためにどう配置したらいいかさえもわからないのか。
こんな工夫のなさで将来世界を相手に、あるいは世界でなくてもいいけど、四国でもやっていけるのか?
この中学は、地元では人気の公立校。まじめに勉強している子が多いということだが・・・、どこかオカシイゾ、と感じた暑い日だった。
東京に居たときも、通っていた小学校で、確か一、二度、「秋は行事が多いので」という理由で春に運動会があった。
今日の高松は快晴。真夏のような日差しで、確実に30度を超えていたと思う。
それはいいのだけど、集団長縄跳び?を見て気になることがあった。
同じクラスの男女20−30人が入って跳ぶのだが、男女がきっちり二組に分かれている。当然、男子の方に背の高い子が多い。クラスによっては、同じ男子の中でも全く背の高さを考慮して配列していない。
終わってから「あれは、男女別々に入らないといけない、というルールだったのか」と子供に聞いてみたら、そうではないという。決められた人数の男女が何回跳べるか、それだけを競う競技だという。
これを聞いて暗澹となった。生徒はまるで勝つためにどうしたら良いかを考えてない!勝とうという気がないのか、勝つためにどう配置したらいいかさえもわからないのか。
こんな工夫のなさで将来世界を相手に、あるいは世界でなくてもいいけど、四国でもやっていけるのか?
この中学は、地元では人気の公立校。まじめに勉強している子が多いということだが・・・、どこかオカシイゾ、と感じた暑い日だった。
2005年04月29日
同期会

「ついに、半数を超したか。」
一昨日、東京で新卒で勤めた会社の同期会があった。
入社3年目の夏、私が同期で最初に辞めた。「留学するので辞める」と言ったら、会社でスポンサーしてもいい、という有難い申し出だった。ところが、まだ25歳で自惚れていた私は、かっこいいつもりでこの申し出を断ったのである!
日本人MBAの半数以上は在籍する会社からスポンサーしてもらって留学して、何年かすると外資に転職する。あの時、断らずにスポンサーしてもらっていれば優雅な留学がおくれたのに!卒業後、ロンドン支店で働いた後転職?代わりに、食うや食わずの留学生活だった。(まともなもの食べようとすると高いんだ、これが)
閑話休題。そんなわけで、最初の会社は辞めてから既に15年以上経つのだが、同期の誰かが辞める時には未だに声がかかる。転職後も皆同じ業界にいることも影響しているのだろう。
VC業界がこの20年、波はあるにしても、成長を続けたお陰で、会社に残った同期も、転職した同期もそれなりに活躍している。音信普通になる同期が一人も居ず、海外赴任している一人を除いてこうやって集まれるのは嬉しいことだ。
そして、今回で退職者は半数を超した!
写真:翌日お昼を食べた日本橋三越の「特別食堂」
ランチ3150円からなんですが、ほぼ満席でした。
2005年04月24日
2005年04月21日
自転車王国

こちらに引っ越してから、天気が良くて荷物のない日は自転車通勤。会社まで20分。ちょうど良い距離だ。(^○^)
中学、高校と自転車通学だった頃を思い出す。高松はまっ平ら。その上、歩道はそこそこ広いので、自転車での移動には最適である。
朝のラッシュ時、開店前の商店街を走り抜ける自転車群はある意味壮観。だが、マナーの悪い自転車もいるので、歩行者その他に迷惑をかけたりもしているようだ。
http://www.shikoku-np.co.jp/feature/tuiseki/183/
車社会よりずっといいので、香川ルールを確立し、自転車先進国になりたいものだ。
2005年04月19日
香川仲間

今日は朝から香川づいた。まず、高校の先輩が経営するソフトウェア企業を訪問。先日、高松で香川大学の先生が紹介してくれた先である。公開意向は無いようだが、一通り仕事内容を紹介するとともに、会社内容というよりも社長の高校卒業以来の歩みを聞く。
ランチは香川の投資先の役員と。二代目で私よりずいぶん若いが、やる気満々。
彼の前職での上司が偶然私の大学時代の友人だったので友人も一緒。コンサルティング会社の役員だったが、今回ヘッジファンドに転職。ビジネスプランを聞くが、これは成功しそう。1億円あったら投資したい。
その後、百十四銀行新宿支店へ。法人カード受け取り。今では数少なくなったナンバーバンクである。
駆け足で、麹町の役員をやっている会社へ。ここは元々香川で創業した会社。来年の公開を目指して皆頑張っている。
夕方、東大の理事を務める高校の先輩と会う予定であったが、出る前に電話したところ、時間を間違えていた。私がお願いして時間変更したつもりだったが、認識してなかったらしい。引越しのドタバタで私が変更依頼を忘れていたのかもしれない。
その後の予定がある、ということで延期に。メールや電話をしなければいけない先があったので実は助かった。
それで、この後は、香川出身者とうどんやで飲み会がある。丸高3人に、高高2人、三本松1人、観一1人が出席予定。内MBA4人です。
ここに9時までいますので参加できる方はどうぞ。香川県人限定?
http://r.gnavi.co.jp/g843805/
2005年04月16日
麦飯石・遠赤低温サウナ療法空間 光泉の森

飛行機出発の時間が迫り、焦る。あー、やはり、ここは東京ではなかった。東京の自宅は、近くにタクシー用LPガススタンドがあることもあり、365日24時間タクシーが途絶えることが無かった。最大待ち時間1分。
と思ったら、「予約車」表示のタクシーが通りかかる。ダメ元で手を上げてみたら止まった!予約までまだ時間があるので大丈夫だそうだ。ホッ。
東京で午前中バタバタと用事をこなした後、大宮に向かう。ある仕事で簡単なプレゼン。引越しのせいにしたくないが、資料が東京と高松に分散されていたり、高松での仕事環境がまだ整わなかったりで、思っていたところまで掘り下げられなかった。反省。
その後、現地視察。さらにその後、近くに変わったサウナがあるというので車で30分ほどかけて久喜へ。
麦飯石という内蒙古産の石を800度に焼き、それを使ったサウナということ。何でも、韓国で流行っているらしい。
800℃に熱せられた麦飯石から放出される遠赤外線波動効果により、身体を芯から温め、万病の元である「冷え」を解消します。遠赤外線は、細胞を活性化して新陳代謝を活発にし、体内に蓄積した老廃物や有害物質を排出します。 (施設HPより)
ウンチクはともかくその広さに驚いた。350坪のサウナ室というのは世界一!らしい。こんな広さを暖めるエネルギーコストが心配になる。
焼かれた大量の麦飯石がレンガ状に積まれ、レール上を台車に乗って出てくる。
サウナ室内は50度位で、通常のサウナと違い、30分くらいいても平気。その分、汗も余分に出る感じ。夜寝るまでポカポカでした。
http://www.kosennomori.com/
2005年04月13日
2005年04月10日
引越し後初の日曜日

今日は25度を越える夏日。香川でも3日前から桜が満開!最高の花見日和となりました。
母と一緒に近所の観音堂前で花見。この観音堂に足を運ぶのはおそらく小学校卒業以来!?20年余り前観音堂建替えの際の寄進の石柱に父、祖父の名前を見つけ子供たちに教えました。思えば、父が亡くなったのはこの直後か。
この後、高松に帰り、自宅近くの栗林公園で夜桜見物をしようと思います。風も強いので、花見も今春最初で最後かな。
写真:初フライトを緊張しながらこなし、現在は実家に預けられているワンダ。都会犬から田舎犬に。行儀良くご馳走を待つの図。
2005年04月08日
2005年04月04日
安全保護具
翻訳でなく、通訳なのでこの共通テーマは正確には違うが、一番近いと言うことで。
今日は久しぶりに通訳の仕事。この頃は海外に全く関係ない仕事ばかりしているのでプライベート以外で英語を使うこともないが、ある会社の仕事だけ、昔の経緯から通訳として引き受けている。
たまに英語を使うのは自分にとってもさびさせないために良いし、「あ、そう言えば、昔は随分英語を勉強したな(でも楽しかった)」と良い気分になる。
今日来たのは、その会社の仕入先である米国企業の人。オーストラリアから新しい担当者を連れてきた。
オーストラリア英語は私が留学していたイギリス英語に近いが、イギリス英語でもロンドン下町のコックニーに似ている。当然ながら、オーストラリアに移民したのは上流階級ではなく、生活の苦しかった層がより多く移民した、と言うことだろう。
スコットランドとアイルランド系移民だと言うことで、よく飲んでました。その点、アメリカ人は(少なくともビジネスマンは)飲まないねー。
今日は久しぶりに通訳の仕事。この頃は海外に全く関係ない仕事ばかりしているのでプライベート以外で英語を使うこともないが、ある会社の仕事だけ、昔の経緯から通訳として引き受けている。
たまに英語を使うのは自分にとってもさびさせないために良いし、「あ、そう言えば、昔は随分英語を勉強したな(でも楽しかった)」と良い気分になる。
今日来たのは、その会社の仕入先である米国企業の人。オーストラリアから新しい担当者を連れてきた。
オーストラリア英語は私が留学していたイギリス英語に近いが、イギリス英語でもロンドン下町のコックニーに似ている。当然ながら、オーストラリアに移民したのは上流階級ではなく、生活の苦しかった層がより多く移民した、と言うことだろう。
スコットランドとアイルランド系移民だと言うことで、よく飲んでました。その点、アメリカ人は(少なくともビジネスマンは)飲まないねー。
2005年04月03日
「日本の、これから」 格差社会

いくつかの感想を羅列すると、
・やはり成功している人は努力している人が多い
その意味で、「努力が報われる社会」と言っていいだろう。我々はアフガニスタンやイラク、あるいはアフリカの最貧国に生まれたわけでない。日本に生まれたことを感謝したほうがいい。
・努力の仕方を考えたほうがいい
同じように努力しても成功する人しない人がいるのは、能力も違うので、ある意味仕方ないが、諦める前に「努力の仕方」が正しいかどうか考えたほうがいい。間違ったやり方ではいつまでたっても成果が出ない。
・なぜ辞めないの?
規制緩和でタクシーの数が30%増え、「生活が苦しくなった」という運転手さんがいた。大変だと思うが、同じ大変さなら、新たな仕事にチャレンジしてみたら?と思う。休まずに働いて、月20万円。規制緩和前に戻っても30万円である。タクシー運転手を天職と思ってないなら、他の事を考えたほうがいい。
・経営者の責任
規制緩和なんだから、差別化したほうがいい。タクシーの例でも、同じ土俵で戦おうとするから厳しくなる。(息子が暴行で捕まったらしいが)MKタクシーはサービスと低料金で人気だ。今度は東京で人気のBMWを導入するらしい。空車で走れば労働時間は長くなるし、採算も悪くなる。規制復活より、指名が入るように考えたほうがいい。
・日本だけ教育費が高くなっている、というのは間違い
少なくとも英米では高水準の教育を受けるにはお金がいる、というのは常識になっている。実際に授業料を払っていた私が言うのだから間違いない。それも、英米の私立校は日本以上に授業料が高い。その分、よりレベルの高い、個人個人にあわせた教育をしてくれるようではある。2月末にイギリスに行ったとき書いたように、中高の寄宿制学校は400万円位取っている。トップクラスの大学も(こちらは寄宿制ではなく)同程度の授業料を取っている。
西ヨーロッパでは高福祉、高負担が主流で、教育も原則無料なのは事実だ。但し、中流の人も所得の半分くらいの税金を払っていることをお忘れ無く。
・あの女謝ったほうがいい
前半の終わりで突然手を上げ「NHKに文句があります!」と言った女性。席によって出演料が違う、というのは彼女の誤解だった事が分かったが、「担当者にそういわれた」の一点張りで、つまらない誤解で議論に何の関係も無い事で出席者および視聴者の時間を無駄にしたことについて一言も謝らなかった。誤解は誰にでもあるが、間違いだったと分かったらまず謝るべき。言い訳はその後でいい。なんだか、ああいう人間増えているんじゃないか?と思うのは私だけだろうか?
それで、テーマの格差社会が広がっているかどうかだが、番組中のアンケートに答えたとするなら、「広がっていると思うが、仕方ない」だろう。
ホリエモンも指摘していたが、成功者が報われない社会では能力+野心のあるものは海外に出て行ってしまうだろう。成功者にたっぷり稼いでもらい、たっぷり税金を払ってもらうことが、セーフティネットの構築を通じて、結局、挑戦をしたが敗れてしまった人、最初から挑戦をしなかった人、双方を潤すことになる。
なので、徴税の仕組みと税制は重要である。
さらに、本Blogでも度々取り上げたが、成功者はその財産をどう社会に還元するかよく考えたほうがいいし、注目されていることを忘れるべきでない。