2005年01月

2005年01月29日

動物実験

a0a425cf.jpg昨日は、ある投資先バイオベンチャーの株主総会に出かけた。

ここが開発しているがん治療薬は現在動物実験段階であり、毎日のようにマウスを使い実証実験を進めている。

総会の後の説明会でも、実験に使われたマウスの悲惨な結果写真を何枚も見た。正直気分が悪くなってきた。

正常なマウスにがん細胞を移植し実験する。大半のマウスはこれで命を落とすことになる。

もともと実験用に飼育されたマウスで、何の抵抗をするわけでもない。

動物実験反対で名をはせ、自社化粧品を世界的ブランドにしたのはBODY SHOPだったけど、製薬業界でも何とかならないものですかね。
shikoku88 at 08:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)仕事 

2005年01月26日

愛宕神社

2e73f71d.jpg
一昨日、今まで何十回と無く辺りをウロウロしながら、一度も立ち寄ることの無かった愛宕神社についに登った。

時間があったので、同じ場所にあるNHK放送博物館にも寄ろうと思ったのだが、こちらは月曜日で定休だった。

これらがある愛宕山は標高26mでナント23区内で最も高い山らしい。26mが23区内の最高峰!家の目の前に616mの大麻山(金比羅さんのある山)を見て育った私にはにわかに信じがたい。

NHKが行った、日本ではじめての生中継(ラジオ)は、大正14年(1925)に参謀本部部員岩木利夫氏が馬で愛宕神社の石段を登った状況を中継したものらしい。

本件を調べていて、面白い事実を発見した。86段、40度の急勾配の男坂は「出世の石段」とも呼ばれていることは聞いていたが、そのきっかけとなったのは私の郷里、丸亀藩士の曲垣平九郎盛澄だったのだ。

近くの徳川家菩提寺である増上寺参拝の帰りにここを通りかかった三代将軍・家光が山頂の梅を見かけ、「誰か手折ってまいれ」と命じた。誰もが怯んで名乗りでなかったのに見事にやりおおせた曲垣は、家光から「日本一の馬術の名人」と賞されたという。

shikoku88 at 05:53|PermalinkComments(1)TrackBack(0)旅行 

2005年01月23日

会社はこれからどうなるのか

「会社」の社会に与える大きさは、これまでにない程大きくなっている。

多国籍企業、と別段断らなくても、多数の企業が国境を超えて活動し、その規模は多くの国家の規模を上回る。米国を中心とした大企業経営者の報酬は、どんな国家元首の(少なくとも正規の)報酬を超える。

そんな企業が、どういう歴史の中で誕生し、発展し、そして「これからどうなるのか」を論考した本である。

利潤を求める組織である企業の利益の源泉は差異だ。株式会社制度が出来たころは商業資本主義の時代であり、差異をもたらすものは地域格差だった。商業資本に支えられた船は、金銀財宝、香辛料を求め大海原に乗り出していったわけだ。

産業革命の時代に差異をもたらしたものは、工場とそれを動かす安い労働力だった。産業資本主義は農村の安い労働力が枯渇したとき終わりを告げる。

現在、日本を含めた先進国はポスト産業資本主義に入っているが、そこでの主役はお金でもモノでもなく情報だ。情報を作るのは人間であるため、結局、いかに優秀な人間を集め、教育し、長く働いてもらえるか、ということになる。

これは従来の日本企業の仕組みに近く、流行のリストラに逆行しているともいえる。ただ、著者も指摘するとおり、産業資本主義時代の日本企業が囲い込んだ人材と、ポスト産業資本主義で必要とされる人材はその質が違うため、同じ仕組みではダメだということだ。

会社はこれからどうなるのか
shikoku88 at 21:11|PermalinkComments(0) | 仕事

2005年01月21日

高松事務所開設

3月の教室開講に向け、高松事務所を開設しました。月曜日から部屋を借り、机を買い(中古)、PCを買い、役所に届出に行ったりと慌しく過ぎ、そしてblogがまた飛んでしまった。

人も雇い、これからは家賃と合わせ毎月100万円以上の固定費が掛かることになる。事前の計算で分かっていても、開業費でかなりのお金を注ぎ込んだ上、毎月黙っていてもお金が出て行く、となると正直怖いものだ。

これが経営者になる、ということなんだろう。
shikoku88 at 06:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0)四国 

2005年01月15日

FC研修

あるフランチャイズ事業を高松で行うことになり、本部で3日間の研修を受けた。

本部は17年間直営で利益率の高い事業を行っていて、今回、私がフランチャイズ第一号となる。

面白かったのは、フランチャイズ事業を始める理由。社員に刺激を与えたいのだそうだ。

つまり、
1.社外の人に自分のビジネスを伝えなければいけないので、ビジネスの内容が整理される。社員間での曖昧さは通じない。
2.始めたばかりのフランチャイズが良い成績を上げれば、社員への良い刺激となる。フランチャイズは素人とはいえ、それぞれ独立した経営なので、独自の工夫により直営を上回る成績を上げる可能性もある。
ということだ。勿論、ビジネスなので、ロイヤリティもばっちり取るわけだが。

その目的を試される最初の研修だったが、結果は・・・まだまだ準備不足ですね。ノウハウがあるのは分かるけど、そのノウハウが資料として整備されていない。なので、伝えるのに時間が掛かる=本部及びFC双方にとってコスト高
shikoku88 at 21:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)仕事 

2005年01月12日

旦那道


竹田和平の強運学―日本一の投資家が明かす成功への7つの黄金則

平成の「花咲爺」竹田和平に関して読んだ二冊目。成功した旦那としての投資の心構えを説く。

大まかな主張は「税金を下げ小さな政府にする代わり、お金持ちは社会還元を真剣に考えないといけませんよ」という話。

わが意を得たり!という感じですね。

その使い道の一つが地元名古屋に造った「純金歴史人物館」というのはよく理解できませんが(笑)、まあ、名古屋的と言う事で・・・。

面白い提案だと思ったのは、年金給付辞退者の表彰制度+年金辞退バッジ(純金製)。これは受けるかも。

(政府から)貰えるものは貰わないのはバカだ、見たいな風潮がありますが、国の世話にならずに暮らしていけることに誇りを持ちたいものです。

日本一の大投資家が語る大貧民ゲームの勝ち抜け方―上場会社・約70社の大株主・竹田和平さんの旦那的投資哲学
shikoku88 at 09:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 

2005年01月09日

挑戦する勇気


羽生善治 挑戦する勇気
金曜日は大学のゼミの先輩と10年ぶりくらいで飲み会。若い頃の友人と久しぶりで会うと、勢い、昔話になってしまう。そして気分まで昔に・・・。飲みすぎてしまい、この忙しいときに、昨日は一日棒に振ってしまった。(T_T)

今日は仕事の合間に、羽生善治挑戦する勇気を読む。ああいう一種天才はどうやって生まれ、何を考えているのか?興味あるところである。

読んだ結果、やはり、多くの成功者の幼少時との共通点を見つけた。

記録を付ける
羽生は小学校5年生のときから棋譜(将棋の対戦記録)を付け始めた。羽生が通っていた将棋道場でも棋譜をつけている人は殆ど居なかったという。

これを読んで思い出したのは、昨年のストライキ騒ぎで有名になった(勿論、以前から日本一のキャッチャーとして有名だが)プロ野球選手会長の古田。

彼がNHK「ようこそ先輩」という番組で、母校の小学生に言った言葉。「野球が上手くなりたいなら、記録を付けよ!」走り込めというんでも無ければ、素振り100回でもない。記憶は当てにならないから記録を付けよ、と。

これなんかとちょっと意味は違いますが、イチローの小学校時代の作文も凄いですねー。明確な目標→マイルストーン設定→必要な行動→達成時のイメージ。これを小学生でやられたら・・・カナイマセン。
http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=201

でも、気を取り直して、今からやってみます
shikoku88 at 18:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) | 仕事

2005年01月07日

ワンダが家にやってきた!

f6d9fd0f.JPG動物愛護センターから我が家初のペットを昨日連れ帰った。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/douso/index.html

実は、私は子供のころ猫と一緒に寝ていた猫派なのだが、家内が猫(の毛)アレルギーなのと子供たちの希望で犬を飼うことになった。

犬を飼うなら保険所などで保護され、処分される運命にある犬の中からたった一匹ではあるが助けてやろうと以前から決めていた。

子供たちが見に行き、5匹の中からビーグルに決めてきた。元々狩猟犬だったらしい。

処分を待つ犬はその何十倍も居るらしいのだが、ここに集められた多くの犬は、人間に虐待されたり、「引越しするのに邪魔」だと捨てられたりでひねくれちゃっており人間と暮らしていくのが困難なため、譲渡するのは大丈夫そうな犬だけを選んでいるそうだ。

名前は、「ワンちゃんだ」と言っていたのがワンダとなった。かなり安易。コーヒーではない。
shikoku88 at 08:12|PermalinkComments(2)TrackBack(0)その他 

2005年01月06日

Dean Laura Tyson

56cb6c95.jpg昨晩、本年初の同窓会。

Dean Laura Tyson初来日かつ学校主催で無料という事で過去最大の人数が集まった。(同窓生だけで70人)

Dean Laura Tysonは、クリントン政権のNational Economic Advisorで、前職はUCバークレーのビジネススクール学長。LBS始まって以来のアメリカ人学長である。

この大物に会った嬉しさで、以前より学校から要請のあったInternational Alumni Boardを引き受けることにした。忙しいから無理、とずっと断っていたのに!

今から3年間、年2回ロンドンでの会議と、いずれかのコミッティメンバーとして毎月のようにある電話会議をこなしていかないといけない。

でも、何事も経験。アジア唯一のIABメンバーとしてやってみることにします。
shikoku88 at 07:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)LBS同窓会 

2005年01月03日

箱根駅伝と格闘技

品川駅前を走る箱根駅伝の走者を見てきた。品川に引っ越してきて以来9年目にして初観戦だ。

目の前を通るのは一瞬とはいえ、やはり、一流走者の走りは凄い。単純にカッコいいと思う。御殿山まで歩いても15分、毎年見ておけばよかったのに、惜しいことをした。

先頭駒大から離れること10数分?、11位で駆け抜けた母校早大を見届けて帰路へ。ラグビーは絶好調なんだけど、来年は頼むぞ!(慶応は出ないのね)

帰り際思いだしたのが大晦日のテレビ。余り見たい番組がないので仕事をしていたが、それでも、年に一回だからと10時ごろから1時間ほど紅白を見た。知らない曲ばかりだ。これではいけない・・・。

それはそうと、報道によれば、紅白の視聴率が過去最悪の39%で、K-1が20.1%、PRIDEが18.6%だったそうだ。つまり、格闘技番組二つ合わせて、紅白と人気を二分したことになる。

昔から格闘技はあるし、テレビ誕生のころからプロレス放映もあった。しかし、大晦日のゴールデンタイムに格闘技番組が延々と数時間流れる、というのは過去なかった事だろう。

これをどう考えるか?私は、古代ローマ時代のコロッセオ(円形闘技場)を思い出してしまう。5万人を収容する闘技場の中では人や猛獣が死闘を繰り返し、ローマ市民を熱狂させていた

ローマ帝国が衰退し始め、財政の建て直しが必要なときになっても、市民は贅沢な生活を諦められず、この残酷なショーの人気は衰えなかったらしい。

K-1、PRIDEは勿論民間が商業ベースで提供しているので、国家財政とは何の関係もないけど、人が殴りあう番組を4000万人の国民が一年の締めくくりにあたる大晦日にテレビで楽しむ、という国は文明の発展から言うとどの段階にあるんだろう?
shikoku88 at 16:07|PermalinkComments(0)TrackBack(1)その他 

2005年01月01日

初夢

旧年中、祖母が亡くなった為、喪中のなか新年を迎えました。

ここ数年、元旦に「お正月メール」を出しているのですが、今年はそんなわけで、2週間ほど前に「年末のご挨拶メール」を友人に出しました。

私の初夢(というか、3年のうちに実現したいですね)

・瀬戸内海に上る朝日と、沈む夕日が見えるところに住む
・地の利を生かし、カヌーやヨットを始めたい
・そのためにも、高松での事業を成功させる
・1年以内に丸亀にも進出する
shikoku88 at 10:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)その他 
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