2004年12月
2004年12月30日
将八
観音寺本店で、香川県内で５店展開する将八。そこが１年前に初の東京進出。場所は、３年前、行列が出来るので有名になったはなまる渋谷公園通り店のはす向かいだ。ビルの地下でちょっと入り口が分かりずらい。香川の将八は、普通店。注文すると店員がテーブルまで持ってきてくれる。渋谷店はセルフ。かけ小は９９円。目玉商品とはいえ、香川の店より安く売っているのだから、これで儲かるわけは無い。
はなまると違い、お酒も飲めるので、開店以来、時々利用している。
昨晩は香川出身の友人二人とミニ忘年会。
レジを済ませた時、聞いてみたら、香川から社長が着いたばかりだと言うので、奥の事務所に入り久しぶりに会う。友人を社長に紹介。
挨拶だけで帰るつもりが、いつもの社長の熱気に押され、ついつい１時間の演説を聞いた。
あの情熱がないと小売はダメですよね。
大将、東京進出是非成功させてください！
http://www.show8.co.jp/
2004年12月25日
ビジョナリーカンパニー�◆“�躍の法則
年明けに講演の依頼があり、お気に入りのビジョナリーカンパニー�△鮑篤匹靴討澆拭�
ビジョナリーカンパニー(Built to Last)が、偉大な会社の特徴を分析したのに対し、�△任蓮�｢良い」会社がどうしたら「偉大な」会社になるのかを明らかにする。
膨大な調査の結果分かったのは、規律の文化と企業家精神の重要性だ。規律＝官僚制ではない。
むしろ、時間をかけ始めからAクラスの人を採用することを繰り返し強調していることから、｢自律」といってもいいのかもしれない。つまり、最優秀な人を、規律の文化のある組織に入れ、一定の枠内で自由にやらせば、官僚的規則など不要であるし、やる気のある人にとっては有害であるということだ。
日本のビジョナリーカンパニーはどこだろう？
よく言われるのは、花王やキヤノンだが、私は直接知らないので何ともいえない。だが、何十年にも渡り、素晴らしい業績を残しているので、きっと素晴らしい組織なのだと思う。
直接私が企業文化を垣間見ることが出来たのは、知り合いの多い野村證券とリクルートだ。これらの会社は、数多くの経営者を生み出すところに特徴がある。しかも、次から次へと退職者が出るのに、内部の人材の層が厚いので、経営が揺るがないどころか、依然として隆々としている。
2004年12月21日
受験時期
海外出張や新会社設立準備などで、一時は300通に迫った未読メール！も、週末に何とか200通まで減らしました。メール洪水、特にジャンクメール!何かいい方法ないかと思うこの頃です。さて、昨日は、ある大手商社の方で、来年LBSを受験したいというお二人とランチしました。昨年、同じ商社の方にやはり受験アドバイスし、今留学されている方から聞いたということです。
商社でかなりシビアな仕事をされているようで、特に入社したのはバブル崩壊後で後ろ向きな処理も多く、かなりのストレスだったようです。しかし、見方を変えるとこれは幸運だったともいえます。
若くして厳しい仕事を経験したわけですから、
１．度胸が付く
２．MBA受験でも、並み居る優秀な受験生が「私はこんなに優秀だ」と自慢ばかりする中で、｢こういう厳しい仕事の中で、こんなに学んだ」ということが出来れば、目立つ。但し、前向きに!
というアドバイスをしました。
でも、ホント、最近の受験生は優秀だと思います。15年前の私が、今受けたら、真っ先にTOEFL、GMATで足きりされています。(笑)
その私が毎年受験生のインタビューをやっているのも不思議な気がします。(LBSは卒業生が世界各国でインタビューします）
初心を思い出させてくれるようで結構楽しんでいます。
2004年12月18日
石原慎太郎
わが人生の時の人々
米国への主に行き帰り、何冊か本を読んだ。行きに読んだのが、これ。
きっかけは、この間TVで放映された「弟」を家族で見たこと。私の世代にとっては、政治家としてしか殆ど知らなかったが、正に時代の寵児、当時のスーパースターであったことが良く分かった。
現役の大学生にして、芥川賞を受賞した石原は、一橋大学の先輩作家である伊藤整に、「君は今とても良い人生の時期にいると思いますよ。この際文学以外のことでも興味が涌くものは何でもやったらいいと思うな。小説家だけにはそれが許されますからねえ。なに、やって見て失敗したって全くかまいはしないんです。小説家なんだから、その後、なんで失敗したかを書いたらいいんですよ。」と言われ、アドバイスどおり、映画出演から、映画監督、ボクシングのレフリーまで何でもやっていく。
その間に交友のあった、著名な小説家、俳優、映画監督のしらぜらる側面を著者独自の分析を加えて余すところ無く描いている。
政治的好き嫌いは別として、読んでみると石原慎太郎が活躍した昭和30年代、40年代が描かれる人物を通して良く分かる。お勧めの一冊。
2004年12月16日
San Jose Tech Museum
帰国しました。サンノゼのTech Museumに最後の日行ってきました。
シリコンバレーらしく、半導体関連の展示が充実。その他に、バイオ・医療関連、宇宙関連技術の展示など。
アメリカの博物館と言えば、寄付が付き物。ここでも、シリコンバレーのハイテク長者達が寄付していました。
その中で、John Doerrの名前が目に留まりました。シリコンバレーの中でも老舗で超一流と言われるVC、Kleiner Perkins Caufield & Byersのパートナーです。http://www.kpcb.com/team/bio_detail.php?frm_id=15
Compaq, Intuit, Netscape, Sunmicro, Amazon.com, Symantecなどに創業時あるいは創業間近から投資し、会社の成長を助けると共に、空前のキャピタルゲインを上げた人物です。
何度も書いていますが、こういう社会への資金の環流には興味があります。
2004年12月15日
American Wedding
米国で暮らしていたこともある私ですが、結婚式に出たのは今回が初めてでした。
出席者が「これは典型的なアメリカの結婚式ではないよ」と言っていたんですが、それでは、典型的な結婚式はどうなのかというと、
１．協会で式を挙げる
２．レセプションでは、バンドが入り、皆で踊る
という事らしいです。
今回違っていたのは、
１．州立公園の中にある庭で式を挙げた
２．レセプションのバンドはアフリカ出身のバンド
花嫁がアフリカ好きらしい
３．同じく、花嫁が和太鼓が好きらしく、サンフランシスコの太鼓グループと一緒に自らも太鼓を叩いた！
４．花婿がISEC活動を学生時代にやっていたり、その後も、あちこち旅行していた関係で、私も含め、海外からの参加者も居た
５．レセプションだけ出た人も含めると、参加者は150人にも上り、大規模
ということらしい。
写真：レセプションの案内板
2004年12月13日
2004年12月08日
はなまるうどん
香川出身の私は勿論うどんが大好き。(^○^)先週金曜の｢わらや｣以来、日曜日は善通寺の「山下」、月曜日は時間が無かったので百十四銀行本店近くのマルヨシセンターがやっているうどん屋へ。
http://www.shikoku-np.co.jp/udon/shop/shop.asp?id=195
で、昨日は新宿でまたまた時間無くて、今度は百十四銀行新宿支店近くのはなまるに行った。
さぬきうどんブームの火付け役は、田尾和俊さんの書いた『恐るべきさぬきうどん』だったが、全国で普通のさぬきうどんを食べれるようにしたはなまるだった。
地元香川では「あれがさぬきうどんと思われては困る」とか「ブームに乗って始めたうどんやに大きい顔をされては困る」とかいろいろ言われて、全く支援する雰囲気は無かった。
極めつけは、１年前の上場中止事件で、ブックビルも終わった段階での前代未聞の上場中止だった。結局それは、社長が過去一時、あの豊田商事に居た事実を隠していたことが原因だったようである。
でも、ベンチャーを支援している立場として思う。やはり、さぬきうどんに初めて本格的なチェーンオペレーションを持ち込み、さぬきうどんを全国に定着させた功績は大きい。これを認めるべきだと。
でも、FC募集広告に出ていた「本場香川で行列の出来る店」というのはチョット。行列出来ているのみたこと無いので。
恐るべきさぬきうどん―麺地創造の巻
2004年12月05日
トムラ・ジャパン
先日海岸のゴミのことを書きました。日本は自動販売機大国で、全国津々浦々
自動販売機のない場所はないといってもいいくらいですが（何たって、日本一の霊峰富士山の頂上にまであるんですから！）、その分、ポイ捨てされた全国のペットボトル・缶飲料の量もすごいです。
友人からの情報によれば、住友商事とTOMRA SYSTEMSの日本法人は、ペットボトル・缶飲料の自動回収機（Reverse Vending Machine、以下RVM）を使ったリサイクル事業を始めたそうです。
以下引用：
今回導入されるRVMは、世界40カ国において5万台以上設置されているもので、次のような特徴があります。
1. RVMは、設置場所にて選別、分別及び減容を行えるため、輸送費や人件費の削減につながります。
ペットボトル用では着色の有無を分別し、細かく破砕することで回収物の容積を十分の一に減容でき、缶用ではアルミとスチールを分別し、圧縮することで容積を六分の一に減容できるうえ、高性能センサーにより、異物は全て排除され、受け入れない仕組みとなっています。
2. インセンティブの導入。
容器を投入すると割引券や当たり券が出る仕組みを導入することで、住民の参加率を上げ回収率向上に繋げることが可能です。
02年に同社のRVMを導入した岐阜県瑞穂市では、市内で回収された容器の80％がRVMにより回収されているという結果が出ています。
朝日の記事はこちら。
http://www.asahi.com/business/update/1205/003.html
トムラ・ジャパンの公式サイトはこちらです。
http://www.tomra.co.jp/
うちの田舎で、毎年、近くの川のゴミ拾いを住民でやるんですが、ペットボトル・缶が大量に回収されます。老母が参加するんですが、参加のねぎらいに配られるのが缶コーヒー。拾いながら消費するというブラックジョークですね。おまけにうちの母はコーヒーを飲まないので、私か帰ったときに飲んでいます。(^_^;)
自動販売機のない場所はないといってもいいくらいですが（何たって、日本一の霊峰富士山の頂上にまであるんですから！）、その分、ポイ捨てされた全国のペットボトル・缶飲料の量もすごいです。
友人からの情報によれば、住友商事とTOMRA SYSTEMSの日本法人は、ペットボトル・缶飲料の自動回収機（Reverse Vending Machine、以下RVM）を使ったリサイクル事業を始めたそうです。
以下引用：
今回導入されるRVMは、世界40カ国において5万台以上設置されているもので、次のような特徴があります。
1. RVMは、設置場所にて選別、分別及び減容を行えるため、輸送費や人件費の削減につながります。
ペットボトル用では着色の有無を分別し、細かく破砕することで回収物の容積を十分の一に減容でき、缶用ではアルミとスチールを分別し、圧縮することで容積を六分の一に減容できるうえ、高性能センサーにより、異物は全て排除され、受け入れない仕組みとなっています。
2. インセンティブの導入。
容器を投入すると割引券や当たり券が出る仕組みを導入することで、住民の参加率を上げ回収率向上に繋げることが可能です。
02年に同社のRVMを導入した岐阜県瑞穂市では、市内で回収された容器の80％がRVMにより回収されているという結果が出ています。
朝日の記事はこちら。
http://www.asahi.com/business/update/1205/003.html
トムラ・ジャパンの公式サイトはこちらです。
http://www.tomra.co.jp/
うちの田舎で、毎年、近くの川のゴミ拾いを住民でやるんですが、ペットボトル・缶が大量に回収されます。老母が参加するんですが、参加のねぎらいに配られるのが缶コーヒー。拾いながら消費するというブラックジョークですね。おまけにうちの母はコーヒーを飲まないので、私か帰ったときに飲んでいます。(^_^;)
2004年12月04日
わらや
昨日朝、香川に移動。午後屋島付近の会社を訪問することになっていたので、お昼は近くの「わらや」で食べました。この店は、四国各地の古い家を集めた四国村の入り口の正面にあります。
場所柄、観光客の利用が多いので、地元の人はあまり行きません。私も、わらやで食べるのは、10年位前帰省中に県外からの友人を連れて行って以来です。
寒かったので、釜揚げ「中」を注文。650円は「ちょっと高いな」と思ったが、考えてみれば、ここはセルフサービスで無いので、こんなものか。
さて味のほうは･･･。私は釜揚げは満濃の長田の方が好きだな。やはり。小学校の頃から食べているせいもあると思うけど。
写真：観光客で賑う「わらや」
2004年12月01日
社長日記へ?
｢自営業」として書いているこのblogだが、来年から、事業を始めることになり、社長日記になる予定。
本日、加盟することになったFC本部へ赴き、契約を済ませてきた。いよいよである。
思えば、ずっと起業したいと思いながら、｢勉強のため」と入ったベンチャーキャピタルで本物の起業家の凄さと大変さを見たため、かえって「本当に自分に出来るのか」という思いが先にたった。
特に、自由気ままさを信条として、人に使われることも、人を使うことの煩わしさも嫌だった私に人が使えるのか?という問題がある。
敢えてこの年でやろうと思ったのは、今まで様々なビジネスを見てきたなかでも、｢これは面白い!」と思えるビジネスに出会ったことと、今年三度も体を壊し寝込んでしまい（そういえば厄年であった）、自分が倒れてしまえば来月から確実に収入の無くなる自営業の怖さを認識したためである。
自分が居なくても儲かる仕組みを作るのに3年は掛かるだろうが、10年後のことを考え、やはり、今やろうと決断した次第。
久しぶりに思い切ったことをやったのでウキウキしてます。(^^)v
本日、加盟することになったFC本部へ赴き、契約を済ませてきた。いよいよである。
思えば、ずっと起業したいと思いながら、｢勉強のため」と入ったベンチャーキャピタルで本物の起業家の凄さと大変さを見たため、かえって「本当に自分に出来るのか」という思いが先にたった。
特に、自由気ままさを信条として、人に使われることも、人を使うことの煩わしさも嫌だった私に人が使えるのか?という問題がある。
敢えてこの年でやろうと思ったのは、今まで様々なビジネスを見てきたなかでも、｢これは面白い!」と思えるビジネスに出会ったことと、今年三度も体を壊し寝込んでしまい（そういえば厄年であった）、自分が倒れてしまえば来月から確実に収入の無くなる自営業の怖さを認識したためである。
自分が居なくても儲かる仕組みを作るのに3年は掛かるだろうが、10年後のことを考え、やはり、今やろうと決断した次第。
久しぶりに思い切ったことをやったのでウキウキしてます。(^^)v
